帳票ブラウザでは、操作する帳票をユーザ(個人)またはユーザグループ(組織)単位で、Webクライアントの画面上に一覧表示します。
この場合、帳票を操作するユーザまたはユーザグループを識別するための情報が「業務あて先」と呼ばれる情報です。
帳票の登録時に帳票に対して業務あて先を指定することで、業務あて先に該当するユーザ、またはユーザグループに所属するユーザが、帳票ブラウザで帳票を操作できるようになります。
以下に、業務あて先について示します。
業務あて先は、業務あて先種別および業務あて先IDで構成されています。
以下に、業務あて先を構成する情報について説明します。
登録する帳票の操作担当者が、ユーザ(個人)かユーザグループ(組織)かを識別するための情報です。
業務あて先種別には、以下の種類があります。
業務あて先種別 | 説明 |
---|---|
U | ユーザ(個人)が帳票を操作する場合に指定します。 |
G | ユーザグループ(組織)が帳票を操作する場合に指定します。 |
帳票登録時には、業務あて先種別(UまたはG)を1バイトの英大文字で指定します。
登録する帳票を操作するユーザのユーザID、またはユーザグループのユーザグループIDです。
帳票管理サーバの環境設定コマンドで定義されているユーザID、またはユーザグループIDを指定します。
帳票管理サーバの環境設定コマンドの詳細については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 セットアップガイド”の“第9章 コマンドリファレンス”を参照してください。
注意
業務あて先は、帳票登録時に指定してください。
業務あて先が指定されていない帳票は、帳票ブラウザで操作できません。