ここでは、帳票ブラウザの特長について説明します。
●一般ユーザ向けの帳票操作環境
帳票ブラウザは、帳票業務を担当している一般ユーザが、帳票の出力や出力状況の確認などの帳票業務を行うのに適した帳票操作環境です。
●ユーザ単位、ユーザグループ単位での帳票操作
帳票ブラウザでは、ログインしたユーザ(個人)が操作を担当する帳票、またはユーザが所属するユーザグループ(組織)が操作を担当する帳票が一覧表示されます。
一覧表示された帳票に対して、指定した出力先への出力や出力処理の中止などをWebクライアント上から操作することができます。
●Webクライアントからの即時出力
Webクライアント上でプレビュー画面を表示せずに、Webクライアントに定義されているプリンタへ帳票を出力することができます。
●帳票ブラウザの利用により、速やかな運用を実現
帳票ブラウザを利用することで、システムの短期構築を支援し、帳票業務の運用を速やかに開始することができます。
●不正操作、情報漏えいを抑止するセキュリティ機能をサポート
帳票ブラウザでは、帳票の出力操作を行った回数の管理・表示など、帳票に対する不正操作や情報漏えいを抑止するための機能を提供しています。
●ユーザ認証を簡単にできるシングルサインオン機能をサポート
業務アプリケーションと連携して帳票ブラウザを利用する場合、業務アプリケーションから帳票ブラウザへのログイン時、ユーザ認証を行わずに帳票ブラウザへログインする「シングルサインオン機能」を提供しています。
この機能によって、業務アプリケーションで一度ユーザ認証を行うだけで、帳票ブラウザでのユーザ認証が不要になります。
シングルサインオンを利用するための設定については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 セットアップガイド”の“付録F 帳票ブラウザの動作に関するカスタマイズ”を参照してください。
●業務に合わせ変更できるカスタマイズ機能をサポート