List Managerの運用中に、ハードディスクのトラブルなどで資源を消失する場合に備えて、資源のバックアップが必要です。
バックアップする必要のある資源と格納先、バックアップしたデータのリストアについて説明します。
ポイント
アプリケーションサーバに配置した資源は、必要に応じてバックアップしてください。
⇒List Manager 管理データベースがOracleで、オンラインバックアップ機能を利用して資源をバックアップするには、“5.3 オンラインバックアップ機能を使用した資源のバックアップとリストア”を参照してください。
⇒ホスト帳票連携機能を利用して帳票を配信する場合のバックアップについては、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 ホスト帳票連携ガイド”を参照してください。
注意
帳票の管理情報はList Manager 管理データベース、実際の帳票はList Managerに配置されています。このため、List Manager 管理データベースとList Managerの資源を同期してバックアップしてください。
なお、オンラインバックアップ機能では、帳票はList Manager 管理データベースに格納されるため、同期を行う必要はありません。
帳票出力サーバにある資源は、定期的なバックアップは必要ありません。環境設定時や環境変更時にバックアップしてください。
バックアップする資源を、以下に示します。
バックアップする資源 | バックアップするタイミング |
---|---|
帳票出力サーバの環境設定ファイル | 環境設定後および環境変更後 |
フォントファイル | フォントの登録後 |
アプリケーションサーバに配置した資源、およびユーザアプリケーションなどは、オンラインバックアップ機能を利用してバックアップすることはできません。ツールやシステムが提供する機能などを利用して、データのバックアップなどを行ってください。