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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能運用ガイド

2.3.2 List Creatorコネクタ連携型の場合

List Creatorコネクタ連携型の場合に、帳票資源を作成するときの文字コード系とユーザアプリケーション実行時の環境変数の設定について示します。

2.3.2.1 帳票管理サーバがWindowsの場合

●アプリケーションサーバがWindowsの場合

帳票管理サーバとアプリケーションサーバがWindowsの場合、帳票定義情報は、既存の資産をそのまま使用できます。帳票定義情報の文字コード系については、FORMまたはNetCOBOLに添付のオンラインマニュアルを参照してください。

初期化ファイルの文字コード系はShift-JIS固定です。

●アプリケーションサーバがSolaris/Linuxの場合

以下に、帳票管理サーバがWindowsで、アプリケーションサーバがSolaris/Linuxの場合について示します。

帳票資源の文字コード系と環境変数の設定(COBOLアプリケーション連携機能利用時(List Creatorコネクタ連携型(帳票管理サーバがWindows、アプリケーションサーバがSolaris/Linuxの場合)))

アプリケーションサーバ

アプリケーションサーバ側の環境変数LANGに設定する値(*1)

アプリケーションサーバ側の環境変数ICONV_CONVERT_TYPEに設定する値

帳票定義情報の文字コード系

初期化ファイルの文字コード系

アプリケーションサーバ(Solaris/Linux)上に配置する場合

帳票管理サーバ(Windows)上に配置する場合

Solaris

ja

ja_JP.eucJP

ja_JP.U90

euctype=u90

(*2)

EUC(U90)

euctype=s90

EUC(S90)

ja_JP.PCK

Shift-JIS

ja_JP.UTF-8

UNICODE(UTF8)

Linux

ja_JP.eucJP

euctype=u90

EUC(U90)

euctype=s90

EUC(S90)

ja_JP.UTF-8

UNICODE(UTF8)

-:無関係


*1:
COBOLアプリケーションをコンパイルしたときに指定した文字コード系と同一の文字コード系を指定してください。コンパイルしたときと異なる文字コード系を指定した場合、NetCOBOLでエラーが発生します。

*2:
帳票定義情報は、既存の資産をそのまま使用できます。
文字コード系については、FORMまたはNetCOBOLに添付のオンラインマニュアルを参照してください。

2.3.2.2 帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合

アプリケーションサーバがWindowsの場合

帳票管理サーバがSolaris/Linuxで、アプリケーションサーバがWindowsの場合、帳票定義情報は、既存の資産をそのまま使用できます。帳票定義情報の文字コード系については、FORMまたはNetCOBOLに添付のオンラインマニュアルを参照してください。

初期化ファイルの文字コード系はShift-JIS固定です。

アプリケーションサーバがSolaris/Linuxの場合

以下に、帳票管理サーバがSolaris/Linuxで、アプリケーションサーバがSolaris/Linuxの場合について示します。

帳票資源の文字コード系と環境変数の設定
(COBOLアプリケーション連携機能利用時(List Creatorコネクタ連携型
(帳票管理サーバがSolaris/Linux、アプリケーションサーバがSolaris/Linuxの場合)))

アプリケーションサーバ

アプリケーションサーバ側の環境変数LANGに設定する値(*1)

アプリケーションサーバ側の環境変数ICONV_CONVERT_TYPE に設定する値

帳票定義情報の文字コード系

初期化ファイルの文字コード系

アプリケーションサーバ(Solaris/Linux)上に配置する場合

帳票管理サーバ(Solaris/Linux)上に配置する場合

Solaris

ja_JP.eucJP

ja_JP.U90

euctype=u90

(*2)(*3)

EUC(U90)

euctype=s90

EUC(S90)

ja_JP.PCK

Shift-JIS

ja_JP.UTF-8

UNICODE(UTF8)

Linux

ja_JP.eucJP

euctype=u90

EUC(U90)

euctype=s90

EUC(S90)

ja_JP.UTF-8

UNICODE(UTF8)

-:無関係


*1:
COBOLアプリケーションをコンパイルしたときに指定した文字コード系と同一の文字コード系を指定してください。コンパイルしたときと異なる文字コード系を指定した場合、NetCOBOLでエラーが発生します。

*2:
帳票定義情報は、既存の資産をそのまま使用できます。
文字コード系については、FORMまたはNetCOBOLに添付のオンラインマニュアルを参照してください。

*3:
帳票定義情報を転送して出力する場合(アプリケーションサーバに配置した場合)、帳票定義情報の文字コード系は入力データの文字コードと合致させる必要があります。

注意

ユーザアプリケーション実行時に、以下の環境変数を設定しないでください。

  LC_*  (“LC_”から始まる環境変数)