List Managerの環境構築を行うために必要な環境変数を設定します。
List Managerをインストールした環境で必要な環境変数を設定します。
注意
List Managerの環境構築時に、以下の環境変数の設定を行わないでください。
LC_* (“LC_”から始まる環境変数)
環境変数 | 設定値 |
---|---|
LD_LIBRARY_PATH | 以下を追加します。
|
PATH | 「/opt/FJSVlstm/bin」を追加します。 |
LANG | List Manager 管理データベースの文字コード系と合致するロケールを指定します。 以下に、設定できる値を示します。
|
RDBNAME | 「lmrdbsys」を指定します。 |
SQLRTENV | 「/etc/opt/FJSVlstm/lmsqlenvc」を指定します。 |
●LD_LIBRARY_PATH(必須)
環境変数「LD_LIBRARY_PATH」は、必ず設定します。
この環境変数には、以下の値を指定してください。
Symfowareライブラリ格納ディレクトリ
「/opt/FSUNrdb2b/lib」
List Managerのライブラリ格納ディレクトリ
「/opt/FJSVlstm/lib」
List Creatorのライブラリ格納ディレクトリ
「/opt/FJSVoast/lib」
LD_LIBRARY_PATH=/opt/FSUNrdb2b/lib:/opt/FJSVlstm/lib:/opt/FJSVoast/lib:$LD_LIBRARY_PATH export LD_LIBRARY_PATH
●PATH(必要時)
環境変数「PATH」では、運用を行うコマンドの格納フォルダを指定します。
コマンドをコマンド名だけで実行したい場合に、この環境変数に運用を行うコマンドの格納フォルダ(「/opt/FJSVlstm/bin」)を追加してください。
なお、コマンドをフルパスで実行する場合は、この環境変数を指定する必要はありません。
PATH=/opt/FJSVlstm/bin:$PATH export PATH
●LANG(必須)
環境変数「LANG」は、必ず設定します。
この環境変数では、帳票管理サーバの環境設定を行う環境の文字コード系を指定します。
List Manager 管理データベースの文字コード系と合致するロケールを指定してください。
List Manager管理データベースの文字コード系が、Shift-JISコード系の場合に指定します。
List Manager管理データベースの文字コード系が、UNICODE(UTF8)コード系の場合に指定します。
注意
上記以外の値と異なる値を指定した場合、帳票出力時に日本語が表示されないなどの問題が発生します。
LANG=ja_JP.PCK export LANG
LANG=ja_JP.UTF-8 export LANG
●RDBNAME(必須)
帳票管理サーバとList Manager 管理データベースを同一マシンで運用する場合には、必ず環境変数「RDBNAME」を設定します。
この環境変数には、「lmrdbsys」を指定してください。
RDBNAME=lmrdbsys export RDBNAME
●SQLRTENV(必須)
Symfowareを使用する場合には、必ず環境変数「SQLRTENV」を設定します。
この環境変数には、「/etc/opt/FJSVlstm/lmsqlenvc」を指定してください。
SQLRTENV=/etc/opt/FJSVlstm/lmsqlenvc export SQLRTENV