ページの先頭行へ戻る
Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能セットアップガイド クラスタ編

8.5.3 リソースを作成する

以下のリソースを作成します。

引継ぎネットワークリソースには、IpaddressまたはGLSが使用できますが、ここでは、引継ぎネットワークリソースにIpaddressを使用する例で説明します。

引継ぎネットワークリソースにGLSを使用する場合の設定については、“PRIMECLUSTER導入手引書”を参照してください。

8.5.3.1 Fsystemリソースを作成する

ファイルシステムをクラスタアプリケーションの起動に合わせてマウントするため、Fsystemリソースを作成します。

Fsystemリソースの作成は、以下の手順で行います。

=操作手順=
  1. userApplication Configurationメニュー画面で「Resourceの作成」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

    ⇒Resourceの作成画面が表示されます。

  2. 「Resourceタイプ」および「Resource名」を以下のように指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    Resourceタイプ:

    Fsystem

    Resource名:

    作成するリソース名

    注意

    • Resource名は、英大文字ではじめ、18 文字以内で指定してください。
      使用できる文字範囲は「0」~「9」、「a」~「z」、「A」~「Z」、「アンダーバー(_)」です。

    • Resource名には、Configuration名と同じ名前(「config」)を使用しないでください。

    ⇒SysNodeの選択画面が表示されます。

  3. [全て追加]ボタンをクリックします。

    ⇒「利用可能なSysNode」のノードが「選択されたSysNode」に移動されます。

  4. [次へ]ボタンをクリックします。

    ⇒マウントポイントの選択画面が表示されます。

  5. 「利用可能なマウントポイント」から共用ディスクのマウントポイントを選択し、[追加]ボタンをクリックします。

    ⇒選択したマウントポイントが「選択されたマウントポイント」に移動されます。

  6. [次へ]ボタンをクリックします。

    ⇒属性の選択画面が表示されます。

  7. 「Flag」の[…]ボタンをクリックします。

    ⇒インターフェース属性を設定する画面が表示されます。

  8. 以下のようにインターフェースの属性を設定し、[確認]ボタンをクリックします。
    設定値の詳細については、PRIMECLUSTERに添付のオンラインマニュアルを参照してください。

    Flag

    Value

    AUTORECOVER

    Yes

    SHARE

    No

    NFSLOCKFAILOVER

    No

    ⇒属性の選択画面が表示されます。

  9. [次へ]ボタンをクリックします。

    ⇒登録情報の確認画面が表示されます。

  10. 登録情報の内容を確認し、[登録]ボタンをクリックします。

    ⇒設定内容をシステムに登録するか確認するメッセージが表示されます。

  11. [はい]ボタンをクリックします。

    ⇒Fsystemリソースが作成されます。

続いて、引継ぎネットワークリソースを作成してください。

8.5.3.2 引継ぎネットワークリソースを作成する

引継ぎIPアドレスをネットワークリソースとして登録するため、引継ぎネットワークリソースを作成します。

引継ぎネットワークリソースの作成は、以下の手順で行います。

=操作手順=
  1. userApplication Configurationメニュー画面で「Resourceの作成」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

    ⇒Resourceの作成画面が表示されます。

  2. 「Resourceタイプ」および「Resource名」を以下のように指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    Resourceタイプ:

    Ipaddress

    Resource名:

    作成するリソース名

    注意

    • Resource名は、英大文字ではじめ、18 文字以内で指定してください。
      使用できる文字範囲は「0」~「9」、「a」~「z」、「A」~「Z」、「アンダーバー(_)」です。

    • Resource名には、Configuration名と同じ名前(「config」)を使用しないでください。

    ⇒SysNodeの選択画面が表示されます。

  3. [全て追加]ボタンをクリックします。

    ⇒「利用可能なSysNode」のノードが「選択されたSysNode」に移動されます。

  4. [次へ]ボタンをクリックします。

    ⇒引継ぎネットワーク種別の選択画面が表示されます。

  5. 「IPアドレス引継ぎ」を選択して、[次へ]ボタンをクリックします。

    ⇒インターフェースの選択画面が表示されます。

  6. [次へ]ボタンをクリックします。

    ⇒IPアドレス/ホスト名の選択画面が表示されます。

  7. フェールオーバーが発生した場合に引き継ぐホスト名、およびIPアドレスを指定して、[オプション]ボタンをクリックします。

    • 「新規作成」を選択して、引き継ぐホストのホスト名を指定します。

    • 「IPアドレス」にIPアドレスを入力します。

    • 「ネットマスク」にネットマスク値を指定します。

    ネットマスクやIPアドレスのグレー表示部分を変更する場合、「高度な設定」をチェックしてください。ここでは、高度な設定は行いません。

    ⇒引継ぎIPアドレスのインターフェース属性の設定画面が表示されます。

  8. 以下のように引継ぎIPアドレスのインターフェース属性を設定し、[確認]ボタンをクリックします。
    設定値の詳細については、PRIMECLUSTERに添付のオンラインマニュアルを参照してください。

    Attribute

    Value

    BASE

    virtual

    AUTORECOVER

    Yes

    ⇒IPアドレス/ホスト名の選択画面が表示されます。

  9. [次へ]ボタンをクリックします。

    ⇒登録情報の確認画面が表示されます。

  10. 登録情報の内容を確認し、[登録]ボタンをクリックします。

    ⇒設定内容をシステムに登録するか確認するメッセージが表示されます。

  11. [はい]ボタンをクリックします。

    ⇒引継ぎネットワークリソースが作成されます。