以下のリソースを作成します。
Fsystemリソース(Fsystem)
引継ぎネットワークリソース(Ipaddress)
引継ぎネットワークリソースには、IpaddressまたはGLSが使用できますが、ここでは、引継ぎネットワークリソースにIpaddressを使用する例で説明します。
引継ぎネットワークリソースにGLSを使用する場合の設定については、“PRIMECLUSTER導入手引書”を参照してください。
ファイルシステムをクラスタアプリケーションの起動に合わせてマウントするため、Fsystemリソースを作成します。
Fsystemリソースの作成は、以下の手順で行います。
userApplication Configurationメニュー画面で「Resourceの作成」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
⇒Resourceの作成画面が表示されます。
「Resourceタイプ」および「Resource名」を以下のように指定し、[次へ]ボタンをクリックします。
Fsystem
作成するリソース名
注意
Resource名は、英大文字ではじめ、18 文字以内で指定してください。
使用できる文字範囲は「0」~「9」、「a」~「z」、「A」~「Z」、「アンダーバー(_)」です。
Resource名には、Configuration名と同じ名前(「config」)を使用しないでください。
⇒SysNodeの選択画面が表示されます。
[全て追加]ボタンをクリックします。
⇒「利用可能なSysNode」のノードが「選択されたSysNode」に移動されます。
[次へ]ボタンをクリックします。
⇒マウントポイントの選択画面が表示されます。
「利用可能なマウントポイント」から共用ディスクのマウントポイントを選択し、[追加]ボタンをクリックします。
⇒選択したマウントポイントが「選択されたマウントポイント」に移動されます。
[次へ]ボタンをクリックします。
⇒属性の選択画面が表示されます。
「Flag」の[…]ボタンをクリックします。
⇒インターフェース属性を設定する画面が表示されます。
以下のようにインターフェースの属性を設定し、[確認]ボタンをクリックします。
設定値の詳細については、PRIMECLUSTERに添付のオンラインマニュアルを参照してください。
Flag | Value |
---|---|
AUTORECOVER | Yes |
SHARE | No |
NFSLOCKFAILOVER | No |
⇒属性の選択画面が表示されます。
[次へ]ボタンをクリックします。
⇒登録情報の確認画面が表示されます。
登録情報の内容を確認し、[登録]ボタンをクリックします。
⇒設定内容をシステムに登録するか確認するメッセージが表示されます。
[はい]ボタンをクリックします。
⇒Fsystemリソースが作成されます。
続いて、引継ぎネットワークリソースを作成してください。
引継ぎIPアドレスをネットワークリソースとして登録するため、引継ぎネットワークリソースを作成します。
引継ぎネットワークリソースの作成は、以下の手順で行います。
userApplication Configurationメニュー画面で「Resourceの作成」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
⇒Resourceの作成画面が表示されます。
「Resourceタイプ」および「Resource名」を以下のように指定し、[次へ]ボタンをクリックします。
Ipaddress
作成するリソース名
注意
Resource名は、英大文字ではじめ、18 文字以内で指定してください。
使用できる文字範囲は「0」~「9」、「a」~「z」、「A」~「Z」、「アンダーバー(_)」です。
Resource名には、Configuration名と同じ名前(「config」)を使用しないでください。
⇒SysNodeの選択画面が表示されます。
[全て追加]ボタンをクリックします。
⇒「利用可能なSysNode」のノードが「選択されたSysNode」に移動されます。
[次へ]ボタンをクリックします。
⇒引継ぎネットワーク種別の選択画面が表示されます。
「IPアドレス引継ぎ」を選択して、[次へ]ボタンをクリックします。
⇒インターフェースの選択画面が表示されます。
[次へ]ボタンをクリックします。
⇒IPアドレス/ホスト名の選択画面が表示されます。
フェールオーバーが発生した場合に引き継ぐホスト名、およびIPアドレスを指定して、[オプション]ボタンをクリックします。
「新規作成」を選択して、引き継ぐホストのホスト名を指定します。
「IPアドレス」にIPアドレスを入力します。
「ネットマスク」にネットマスク値を指定します。
ネットマスクやIPアドレスのグレー表示部分を変更する場合、「高度な設定」をチェックしてください。ここでは、高度な設定は行いません。
⇒引継ぎIPアドレスのインターフェース属性の設定画面が表示されます。
以下のように引継ぎIPアドレスのインターフェース属性を設定し、[確認]ボタンをクリックします。
設定値の詳細については、PRIMECLUSTERに添付のオンラインマニュアルを参照してください。
Attribute | Value |
---|---|
BASE | virtual |
AUTORECOVER | Yes |
⇒IPアドレス/ホスト名の選択画面が表示されます。
[次へ]ボタンをクリックします。
⇒登録情報の確認画面が表示されます。
登録情報の内容を確認し、[登録]ボタンをクリックします。
⇒設定内容をシステムに登録するか確認するメッセージが表示されます。
[はい]ボタンをクリックします。
⇒引継ぎネットワークリソースが作成されます。