帳票出力サーバと通信するためのネットワークの設定を行います。
List Managerで帳票配信をするためには、以下のようにネットワークを設定する必要があります。
帳票出力サーバと通信ができる
帳票出力サーバのホスト名の解決が正常に行われる
ホスト名の解決を正常に行う場合の設定例を、以下の場合に分けて示します。
hosts運用の環境設定例
DNS運用の環境設定例
詳細については、manコマンドを利用して参照してください。
●hosts運用の環境設定例
hosts運用の環境設定を、以下の手順で行います。
hostsファイルを使用したホスト名の解決を行う設定をします。
hostsファイルを使用したホスト名の解決を行う設定ファイルは、帳票管理サーバの以下のファイルです。
/etc/nsswitch.conf
以下に、定義例を示します。
hosts: files
通信対象となるホスト名とIPアドレスの組をhostsファイルに記載します。
hostsファイルは、帳票管理サーバの以下のファイルです。
/etc/hosts
以下に、帳票出力サーバがホスト名:lm-agt、IPアドレス:192.168.0.2の場合の定義例を示します。
192.168.0.2 lm-agt
●DNS運用の環境設定例
DNS運用の環境設定を、以下の手順で行います。
DNSサーバを使用したホスト名の解決を行う設定をします。
DNSサーバを使用したホスト名の解決を行う設定ファイルは、帳票管理サーバの以下のファイルです。
/etc/nsswitch.conf
以下に、定義例を示します。
hosts: dns
名前解決に使用するDNSサーバを指定します。
名前解決に使用するDNSサーバを指定するファイルは、帳票管理サーバの以下のファイルです。
/etc/resolv.conf
以下に、DNSサーバのIPアドレス:192.168.1.1の場合の定義例を示します。
domainname sample.co.jp (*1) search example.co.jp (*2) nameserver 192.168.1.1 (*3)
*1:帳票管理サーバが属するドメイン名を指定します。 *2:帳票出力サーバのドメインが異なる場合などに、検索するドメイン名を指定します。 *3:参照するDNSサーバのIPアドレスを指定します。