各ノードのシステムに、作成したローカルファイルシステムのマウント情報を登録します。
ファイルシステムのマウント情報を登録するには、各ノードの以下のファイルをテキストエディタなどで編集し、ファイルシステムのエントリを追加します。
「/etc/vfstab.pcl」ファイル
ファイルシステムをRMSによる切替えファイルシステムとして使用する場合、行の先頭は、必ず「#RMS#」で始まるように記述してください。
RMSについては、以下を参照してください。
⇒“8.5.1 RMSを停止する”
以下に、記述例を示します。
UFSファイルシステムの場合
#RMS#/dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0001 /dev/sfdsk/class0001/rdsk/volume0001 /lstm ufs - no -
上記の例では、マウントポイントを「/lstm」と設定しています。
また、List Managerでは、両方のノードからファイルシステムとして同時に使用しないため(切替えファイルシステム)、システム起動時に自動的にマウントするかどうかの指定は、「no」を指定しています。
ZFSファイルシステムの場合
非レガシーファイルシステムの場合
#RMS#app app /lstm zfs - - -
上記の例は、ZFSストレージプール名がapp、マウントポイントを/lstmに設定したエントリを登録する場合の記述例です。
レガシーファイルシステムの場合
#RMS#app/data app/data /lstm zfs - - -
上記の例は、ZFSストレージプールappにレガシーファイルシステムapp/dataを作成し、マウントポイントが/lstmである場合の記述例です。