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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能セットアップガイド クラスタ編

4.6 共用ディスクにフォルダを作成する

List Managerで利用する資源には、帳票資源(帳票定義情報、メディアデータファイルなど)やホスト帳票連携機能で利用する論理デバイス定義情報(エミュレーション情報ファイル)などがあります。

List Managerの運用中に異常が発生した場合に備え、List Managerで利用する資源を共用ディスク上に配置する必要があります。資源を共用ディスクに配置しておくことで、運用ノードから待機ノードに切り替わっても運用を引き継ぎ継続できます。

List Managerで利用する資源の配置先となるフォルダは、共用ディスクのList Manager帳票資源格納用のボリュームに作成してください。

以下に、List Managerで扱う資源の配置先と作成するフォルダの例を示します。

表4.2 List Managerで扱う資源やファイルの配置先

資源

資源の配置先(例)

備考

帳票データファイル

D:\lstm\datafiledir

帳票データファイルの格納先は、帳票管理サーバの環境設定ファイルで指定します。

帳票の出力先(生成物の出力先)

D:\lstm\pdf

帳票の出力先は、論理デバイス、またはユーザアプリケーションなどで指定します。

印刷資源(*1)

共用ディスクには作成しない

印刷資源の格納先は、Charset Managerの資源管理フォルダを指定します。

論理デバイス定義情報

エミュレーション情報ファイル(*2)

D:\lstm\lmmi

なし

DFNWTR情報ファイル(*3)

D:\lstm\lmmi

なし

*1:
ホスト帳票連携時に必要な資源です。印刷資源の詳細は、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 ホスト帳票連携ガイド”の“第4章 印刷資源”を参照してください。

*2:
ホスト帳票連携時に必要なエミュレーション情報を定義したファイルです。
エミュレーション情報の詳細については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 ホスト帳票連携ガイド”の“6.1.2 エミュレーション情報登録”を参照してください。

*3:
ホスト帳票連携時に必要なDFNWTR情報を定義したファイルです。
DFNWTR情報の詳細については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 ホスト帳票連携ガイド”の“6.1.3 DFNWTR 情報登録”を参照してください。