複写された以下のファイルをテキストエディタで開いて編集します。
create_lmrdbsys.ini
user_create_lmrdbsys.dat
tbl_create_lmrdbsys.dat
●create_lmrdbsys.iniの編集
以下の情報を編集します。
キー | 編集する内容 |
---|---|
LMDB_LMSFWD | データベースの定義情報を格納するファイル(RDBシステムのログファイル、ディクショナリファイル)の格納先を指定します。(*1) |
LMDB_LMCORE | ダンプ出力先フォルダを指定します。(*1)(*2) |
LMDB_LMPFMN | パフォーマンスデータ格納ファイルを配置するフォルダを指定します。(*1)(*2) |
LMDB_LMDBSP | データベーススペース用フォルダを指定します。(*1)(*3) |
LMDB_TAB_SIZE | ディスクスペースの見積もりで求めた、情報の定義・管理用(LMGR_DEF_TAB)のデータベーススペースのサイズを指定します。 |
LMDB_IDX_SIZE | ディスクスペースの見積もりで求めた、インデックス用(LMGR_DEF_IDX)のデータベーススペースサイズを指定します。 |
LMDB_WORK_PATH | ソート作業域、作業用テーブル域の獲得先を指定します。(*1) |
*1:
構築スクリプトを実行すると、指定した格納先が作成されます。
*2:
ダンプ出力先フォルダ、パフォーマンスデータ格納ファイルを配置するフォルダは、合計で1GB以上の空き容量が必要です。
*3:
ディスクスペースの見積もりで求めた、データベーススペースのサイズ以上の空き容量が必要です。
ポイント
ディスクスペースの見積もりについては、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 セットアップガイド”の“2.2.1 ディスクスペースの見積もり”を参照してください。
●user_create_lmrdbsys.datの編集
List Manager管理データベースのアクセスユーザ「lmuser」のパスワード(初期値は「listmgr1」)を設定します。
編集箇所を、下線で示します。
CREATE USER lmuser WITH DBMS PASSWORD 'listmgr1' FOR USER;
注意
セキュリティを考慮し、パスワードは初期値以外の値に変更してください。
パスワードは、英字、数字、特殊文字、拡張文字で構成される6~8バイトの文字列で指定します。文字列中には、2つ以上の英字、1つ以上の数字、特殊文字、または拡張文字を含んでいる必要があります。ユーザ名と同じもの、ずらしたもの、または反転したものは指定できません。
パスワードに指定できる特殊文字および拡張文字は、以下のとおりです。
特殊文字
以下の半角文字
「,」、「(」、「)」、「.」、「:」、「;」、「=」、「*」、「+」、「-」、「/」、「?」、「<」、「>」、「%」、「_」、「'」、「"」
拡張文字
以下の半角文字
「@」、「\」、「#」
●tbl_create_lmrdbsys.datの編集
ディスクスペースの見積もり値に変更します。
⇒ データベース構築スクリプトの編集(tbl_create_lmrdbsys.datファイルの編集方法)については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 セットアップガイド”を参照してください。