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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能セットアップガイド クラスタ編

3.3.2 データベース構築スクリプトの編集

複写された以下のファイルをテキストエディタで開いて編集します。

create_lmrdbsys.iniの編集

以下の情報を編集します。

キー

編集する内容

LMDB_LMSFWD

データベースの定義情報を格納するファイル(RDBシステムのログファイル、ディクショナリファイル)の格納先を指定します。(*1)
共用ディスクのフォルダを指定してください。

LMDB_LMCORE

ダンプ出力先フォルダを指定します。(*1)(*2)
ローカルディスクのフォルダを指定してください。

LMDB_LMPFMN

パフォーマンスデータ格納ファイルを配置するフォルダを指定します。(*1)(*2)
ローカルディスクのフォルダを指定してください。

LMDB_LMDBSP

データベーススペース用フォルダを指定します。(*1)(*3)
共用ディスクのフォルダを指定してください。

LMDB_TAB_SIZE

ディスクスペースの見積もりで求めた、情報の定義・管理用(LMGR_DEF_TAB)のデータベーススペースのサイズを指定します。
単位はMBです。

LMDB_IDX_SIZE

ディスクスペースの見積もりで求めた、インデックス用(LMGR_DEF_IDX)のデータベーススペースサイズを指定します。
単位はMBです。

LMDB_WORK_PATH

ソート作業域、作業用テーブル域の獲得先を指定します。(*1)
共用ディスクのフォルダを指定してください。
指定した獲得先配下に「LMTEMP」フォルダが作成されます。

*1:
構築スクリプトを実行すると、指定した格納先が作成されます。

*2:
ダンプ出力先フォルダ、パフォーマンスデータ格納ファイルを配置するフォルダは、合計で1GB以上の空き容量が必要です。

*3:
ディスクスペースの見積もりで求めた、データベーススペースのサイズ以上の空き容量が必要です。

ポイント

ディスクスペースの見積もりについては、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 セットアップガイド”の“2.2.1 ディスクスペースの見積もり”を参照してください。

user_create_lmrdbsys.datの編集

List Manager管理データベースのアクセスユーザ「lmuser」のパスワード(初期値は「listmgr1」)を設定します。

編集箇所を、下線で示します。

CREATE USER lmuser WITH DBMS PASSWORD 'listmgr1' FOR USER;

注意

  • セキュリティを考慮し、パスワードは初期値以外の値に変更してください。

  • パスワードは、英字、数字、特殊文字、拡張文字で構成される6~8バイトの文字列で指定します。文字列中には、2つ以上の英字、1つ以上の数字、特殊文字、または拡張文字を含んでいる必要があります。ユーザ名と同じもの、ずらしたもの、または反転したものは指定できません。

  • パスワードに指定できる特殊文字および拡張文字は、以下のとおりです。

    • 特殊文字

      以下の半角文字
      「,」、「(」、「)」、「.」、「:」、「;」、「=」、「*」、「+」、「-」、「/」、「?」、「<」、「>」、「%」、「_」、「'」、「"」

    • 拡張文字

      以下の半角文字
      「@」、「\」、「#」

tbl_create_lmrdbsys.datの編集

ディスクスペースの見積もり値に変更します。
⇒ データベース構築スクリプトの編集(tbl_create_lmrdbsys.datファイルの編集方法)については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 セットアップガイド”を参照してください。