共用ディスクとは、SAN(Storage Area Network)で接続された運用ノードおよび待機ノードからアクセスできるディスクのことです。
List Managerでは、必ず共用ディスクを使用してクラスタ運用を行います。
共用ディスクを使用したクラスタ運用では、運用ノードの異常発生時に、運用ノードで使用していたList Manager管理データベースや帳票資源を待機ノードに引き継ぐため、あらかじめ、各データを共用ディスク上に配置して、運用ノード、待機ノードの両方からデータの内容を参照できるようにします。
ここでは、共用ディスクを使用してList Managerでクラスタ運用を行う例として、Microsoft® Failover Cluster(MSFC)の機能を利用して共用ディスクの環境を構築する例について説明します。