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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能セットアップガイド

G.1.3 SSLで通信データを保護する

SSLで通信データを保護する方法について説明します。

SSLとは

通常のWebサーバが使用する通信プロトコルでは、セキュリティが考慮されていないため、ネットワーク上でデータを第三者に傍受、改ざんされる危険性があります。

SSL(Secure Sockets Layer)を使用すると、Webサーバの通信プロトコル部分をSSLプロトコルに置き換え、これらの危険を回避し、WebサーバとWebブラウザ間で安全な通信を行うことができます。


SSLを使用するためには以下の作業を行います。

SSLを有効にするための作業

SSLを使用するためには、プロキシまたはWebサーバとWebブラウザでそれぞれ環境設定が必要になります。

プロキシまたはWebサーバの環境設定

SSLを使用するためには、以下の設定手順でプロキシまたはWebサーバの環境設定を行ってください。

=操作手順=
  1. 証明書および秘密鍵を作成します。

  2. 証明書をプロキシまたはWebサーバに登録します。

  3. 保護する資源、認証の種類(サーバ認証/クライアント認証)を設定します。

詳細については、各マニュアルを参照して設定してください。

  • 使用するプロキシのマニュアルを参照してください。

  • WebサーバがInterstage Application Serverの場合には、以下のドキュメントを参照してください。

    帳票管理サーバがSolarisの場合

    “Interstage Application Serverインストールガイド(List Works編)”

    帳票管理サーバがLinuxの場合

    “帳票印刷配信機能 インストールガイド”

Webブラウザの環境設定

SSLを使用するためには、以下の設定手順でWebブラウザの環境設定を行ってください。

=操作手順=
  1. 証明機関の証明書を登録します。

  2. クライアント証明書の発行依頼と登録を行います(SSL3.0のクライアント認証を使用する場合)。

詳細については、以下のドキュメント、およびWebブラウザのヘルプを参照してください。

  • 帳票管理サーバがWindowsの場合

    Webサーバのマニュアル
  • 帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合

    帳票管理サーバがSolarisの場合

    “Interstage Application Serverインストールガイド(List Works編)”

    帳票管理サーバがLinuxの場合

    “帳票印刷配信機能 インストールガイド”