SSLで通信データを保護する方法について説明します。
通常のWebサーバが使用する通信プロトコルでは、セキュリティが考慮されていないため、ネットワーク上でデータを第三者に傍受、改ざんされる危険性があります。
SSL(Secure Sockets Layer)を使用すると、Webサーバの通信プロトコル部分をSSLプロトコルに置き換え、これらの危険を回避し、WebサーバとWebブラウザ間で安全な通信を行うことができます。
SSLを使用するためには以下の作業を行います。
プロキシまたはWebサーバとWebブラウザでSSLを有効にする。
SSLを使用するためには、プロキシまたはWebサーバとWebブラウザでそれぞれ環境設定が必要になります。
SSLを使用するためには、以下の設定手順でプロキシまたはWebサーバの環境設定を行ってください。
証明書および秘密鍵を作成します。
証明書をプロキシまたはWebサーバに登録します。
保護する資源、認証の種類(サーバ認証/クライアント認証)を設定します。
詳細については、各マニュアルを参照して設定してください。
使用するプロキシのマニュアルを参照してください。
WebサーバがInterstage Application Serverの場合には、以下のドキュメントを参照してください。
“Interstage Application Serverインストールガイド(List Works編)”
“帳票印刷配信機能 インストールガイド”
SSLを使用するためには、以下の設定手順でWebブラウザの環境設定を行ってください。
証明機関の証明書を登録します。
クライアント証明書の発行依頼と登録を行います(SSL3.0のクライアント認証を使用する場合)。
詳細については、以下のドキュメント、およびWebブラウザのヘルプを参照してください。
帳票管理サーバがWindowsの場合
Webサーバのマニュアル
帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合
“Interstage Application Serverインストールガイド(List Works編)”
“帳票印刷配信機能 インストールガイド”