Webブラウザの環境設定について説明します。
Webブラウザは、以下の場合に環境設定する必要があります。
Web手元印刷型で運用する場合
操作画面(論理あて先一覧画面および帳票一覧画面)を使用して帳票を管理する場合
帳票ブラウザ(出力指示画面および処理状況照会画面)を使用して帳票を管理する場合
注意
Webブラウザの仕様変更により操作方法が変更される場合があります。
●Microsoft Edgeの環境設定
Microsoft Edgeを使用する場合には、以下の環境設定を行う必要があります。
Microsoft Edgeを起動し、「右上」の「・・・」-「設定」を選択して設定画面を表示してください。
以下の手順でセキュティの設定を行ってください。
設定画面の[Cookieとサイトのアクセス許可]をクリックします。
「すべてのアクセス許可」から、[ポップアップとリダイレクト]をクリックします。
「許可」の[追加]ボタンをクリックします。
「サイトの追加」画面に、帳票管理サーバのFQDNまたはIPアドレスを指定し、[追加]ボタンをクリックします。
「すべてのアクセス許可」から、[自動ダウンロード]をクリックします。
「許可」の[追加]ボタンをクリックします。
「サイトの追加」画面に、帳票管理サーバのFQDNまたはIPアドレスを指定し、[追加]ボタンをクリックして設定を終了します。
●Google Chromeの環境設定
Google Chromeを使用する場合には、以下の環境設定を行う必要があります。
Google Chromeを起動し、「右上」の「・・・」-「設定」を選択して設定画面を表示してください。
以下の手順でセキュティの設定を行ってください。
設定画面の[プライバシーとセキュリティ]をクリックします。
「プライバシーとセキュリティ」から、[サイトの設定]をクリックします。
「コンテンツ」から[ポップアップとリダイレクト]をクリックします。
「ポップアップの送信やリダイレクトの使用を許可するサイト」の[追加]ボタンをクリックします。
「サイトの追加」画面に、帳票管理サーバのFQDNまたはIPアドレスを指定し、[追加]ボタンをクリックします。
「その他の権限」から[自動ダウンロード]をクリックします。
「複数のファイルの自動ダウンロードを許可するサイト」の[追加]ボタンをクリックします。
「サイトの追加」画面に、帳票管理サーバのFQDNまたはIPアドレスを指定し、[追加]ボタンをクリックして設定を終了します。
●Internet Explorerの環境設定
Internet Explorerを使用する場合には、以下の環境設定を行う必要があります。
[ツール]-[インターネットオプション]を選択して設定画面を表示してください。
設定画面の[全般]タブで、「インターネット一時ファイル」の[設定]ボタンをクリックして表示される画面で、「保存しているページの新しいバージョンの確認」において、次のいずれかを選択してください。
ページを表示するごとに確認する
Internet Explorerを起動するごとに確認する
URLをFQDNまたはIPアドレスで指定する場合は、以下の手順で帳票管理サーバのURLを信頼済サイトに追加してください。
設定画面の[セキュリティ]タブをクリックします。
「信頼済みサイト」を選択し、[サイト]ボタンをクリックします。
信頼済みサイト画面の「次のWebサイトをゾーンに追加する」に、帳票管理サーバのURLを指定し、[追加]ボタンをクリックします。
信頼済みサイト画面の[OK]ボタンをクリックします。
「信頼済みサイト」の「このゾーンのセキュリティのレベル」を以下のいずれかに設定します。
「既定のレベル」に設定する
「既定のレベル」に設定せず、運用方法によって以下のように設定する
Web手元印刷型で運用する場合
「中」以下に設定する
[レベルのカスタマイズ]ボタンをクリックして表示されるセキュリティの設定画面で以下を設定する
・ 「ActiveX コントロールとプラグインの実行」で「ダイアログを表示する」、
「管理者の許可済み」、または「有効にする」を選択する
・ 「ファイルのダウンロード」で「有効にする」を設定する
操作画面または帳票ブラウザを使用して帳票を管理する場合
「中低」以下に設定する
[レベルのカスタマイズ]ボタンをクリックして表示されるセキュリティの設定画面で以下を設定する
・ 「ActiveX コントロールとプラグインの実行」で「ダイアログを表示する」、
「管理者の許可済み」、または「有効にする」を選択する
・ 「アクティブスクリプト」で「有効にする」を設定する
・ 「サイズや位置の制限なしにスクリプトでウィンドウを開くことを許可する」で
「有効にする」を設定する
・ 「ファイルのダウンロード」で「有効にする」を設定する
この設定では、操作画面または帳票ブラウザのログイン画面からログインすると、情報バーにポップアップの警告が表示されます。この警告に対して、「このサイトのポップアップを常に許可」を設定します。
設定画面の[OK]ボタンをクリックして設定を終了します。
帳票管理サーバがイントラネット上にあり、URLをFQDNまたはIPアドレスで指定しない場合、帳票管理サーバのURLを信頼済サイトに追加しなくても動作できます。ただし、「イントラネット」の「このゾーンのセキュリティのレベル」に対して、上記 5.のb.と同じ設定をする必要があります。
ポイント
帳票管理サーバのサイトを「信頼済みサイト」に追加する場合、「このゾーンのサイトにはすべてサーバの確認(https:)を必要とする」チェックボックスは、SSL通信を使用する際に選択してください。
オペレーティングシステムのバージョンやInternet Explorerのバージョンによっては、ここで説明しているセキュリティの設定項目がない場合、または警告が表示されない場合があります。これらの場合は、セキュリティの設定を行う必要はありません。
注意
以下の手順で、互換表示で表示されるようにしてください。
1. Internet Explorerの[ツール]メニューより、[互換表示設定]を選択してください。
2. [互換表示設定]ダイアログボックスの[追加するWeb サイト]に、接続先(操作画面または帳票ブラウザ)のURLを入力して[追加]ボタンをクリックし、ダイアログボックスを閉じます。
以下の手順で「カーソルブラウズ」ダイアログボックスが表示されないようにしてください。
1. Internet Explorerの[表示]メニューより、[カーソル ブラウズ]を選択してください.
2. 「カーソルブラウズ」ダイアログボックスが表示されますので、ダイアログボックス上にある、「今後、このメッセージを表示しない」チェックボックスをクリックして、[いいえ]ボタンをクリックします。
Internet ExplorerをビルトインAdministratorで起動、または「管理者として実行」により起動する場合、以下のいずれかの方法を用いてください。
- ビルトイン Administrator以外の新しいユーザーアカウントを作成し、新しいユーザーでInternet Explorerを使用する
- [ユーザー アカウント制御: ビルトイン Administratorアカウントのための管理者承認モードを使用する] のポリシーを有効にする