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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能セットアップガイド

3.14 監査証跡ログをCentric Managerで管理するために必要な設定

帳票管理サーバで出力されたList Managerの監査証跡ログを、Centric Managerの運用管理サーバで収集して管理することができます。

Centric Managerと連携し、監査証跡ログの管理を行う場合、以下の環境設定が必要になります。

ここでは、監査証跡ログが収集される被管理サーバとなる帳票管理サーバでの環境構築の手順について説明します。

運用管理サーバ側の環境構築については、Centric Manager のオンラインマニュアルを参照してください。

=操作手順=
  1. 帳票管理サーバにCentric Manager(部門管理サーバ/業務サーバ)をインストールし、監査証跡ログが収集される被管理サーバの設定を行います。

  2. テキストエディタなどで、日付書式定義ファイルを作成します(ファイル名は任意)。

    日付書式形式ファイルは、以下のように定義します。

    [FORMAT]
    TOKEN_WORD=COMMA
    DATE_FORMAT=DATEFMT1
    DATE_TOKEN_POSIT=0
    DATE_WORD_POSIT=0
    TIME_FORMAT=TIMEFMT2
    TIME_TOKEN_POSIT=0
    TIME_WORD_POSIT=11

    日付書式定義ファイルの各キーワードの詳細については、Centric Managerのオンラインマニュアルを参照してください。

  3. Centric Managerのログ収集設定コマンド(mpatmlogapdefコマンド)を実行し、運用管理サーバで収集対象とする監査証跡ログファイルの登録を行います。

    以下に、ログ収集設定コマンドの指定形式、および指定時の各パラメーターについて説明します。

    mpatmlogapdef ADD -A List ManagerLog -E YES -M ASC
                  -L "監査証跡ログファイル"
                  -F "日付書式定義ファイル"
    -L "監査証跡ログファイル"

    List Managerの監査証跡ログ(操作ログ/出力ログ)ファイルをフルパスで指定します。

    帳票管理サーバがWindowsの場合

            監査証跡ログ(操作ログ/出力ログ)ファイルの格納ディレクトリ\lm_*

    帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合

            監査証跡ログ(操作ログ/出力ログ)ファイルの格納ディレクトリ/lm_*
    -F "日付書式定義ファイル"

    2.で作成した日付書式定義ファイルをフルパスで指定します。

    注意

    • 監査証跡ログ(操作ログ)ファイルと監査証跡ログ(出力ログ)ファイルの格納先は、同一ディレクトリになるように設定してください。

    • -Lオプション、-Fオプション以外のパラメーターは変更しないでください。

    ポイント

    • 収集対象となる監査証跡ログファイルの登録を削除する方法については、Centric Managerのオンラインマニュアルを参照してください。

    • 運用管理サーバ側で監査証跡ログファイルが収集されても、List Manager の監査証跡ログのログファイルは削除されません。

運用管理サーバで監査証跡ログの管理を行う場合、運用管理サーバでCentric Managerのログ収集コマンド(mpatmlogコマンド)を実行してください。監査ログ管理が開始されます。
Centric Managerのログ収集コマンド(mpatmlogコマンド)の詳細については、Centric Managerのオンラインマニュアルを参照してください。