帳票管理サーバがWindowsの場合は、環境変数設定ファイル(lmenv.conf)に、複数の環境変数をキーとして定義できます。環境変数設定ファイルは、テキストエディタなどで編集します。
帳票管理サーバの環境変数設定ファイルは、以下のファイルです。
(List Worksインストールフォルダ)\Listmanager\conf\lmenv.conf
環境変数設定ファイル(lmenv.conf)の記述形式は、「キー= 設定値」です。キーを指定すると、システムの環境変数の値は無効になります。キーの指定を省略した場合、システムの環境変数が有効になります。
注意
帳票管理サーバの環境変数設定ファイルの内容を変更する場合は、List Manager を停止してから行ってください。環境変数設定ファイルの変更内容は、List Manager の開始後から有効となります。
List Manager Connectorを使用したアプリケーションを利用する場合、環境変数設定ファイルの設定は有効にはなりません。システム環境変数を設定してください。
環境変数設定ファイル(lmenv.conf)を設定するには、Administrators権限が必要です。
以下のデータベース別に、List Manager の環境構築を行うための環境変数の設定について示します。
Symfoware
Oracle
帳票管理サーバがWindowsで、List Manager管理データベースにSymfoware を使用する場合の環境変数を示します。
List Managerをインストールした環境に必要な環境変数をキーとして設定します。
環境変数 | 指定値 |
---|---|
RDBNAME | 帳票管理サーバとList Manager管理データベースを同一マシンで運用する場合、「lmrdbsys」を指定します。 |
SQLRTENV | 「(List Worksインストールフォルダ)\Listmanager\conf\lmsqlenvc」を指定します。 |
RDBCHARSET | 帳票管理サーバの環境設定ファイルのDBCharCodeキーに指定するList Manager管理データベースの文字コード系と合致するロケールを指定します。
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●RDBNAME
帳票管理サーバとList Manager 管理データベースを同一マシンで運用する場合、「lmrdbsys」を指定します。
帳票管理サーバとList Manager管理データベースを別マシンで運用する場合、設定する必要はありません。
●SQLRTENV(必須)
「(List Worksインストールフォルダ)\Listmanager\conf\lmsqlenvc」を指定します。
●RDBCHARSET(必須)
帳票管理サーバの環境設定ファイルのDBCharCodeキーに指定するList Manager管理データベースの文字コード系と合致するロケールを指定します。
以下に、指定できる値を示します。
Shift-JIS コード系
UNICODE(UTF8)コード系
帳票管理サーバがWindowsで、List Manager管理データベースにOracle を使用する場合の、List Managerの環境構築を行うための環境変数を示します。
List Managerをインストールした環境に必要な環境変数をキーとして設定します。
環境変数 | 指定値 |
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ORACLE_HOME | 「Oracle Client(64bit)をインストールしたフォルダ」を指定します。 |
NLS_LANG | 帳票管理サーバの環境設定ファイルのDBCharCode キーに指定するList Manager 管理データベースの文字コード系と合致するロケールを指定します。 List Manager管理データベースの文字コード系と環境変数NLS_LANG で指定した文字コード系が異なる場合、Oracle による文字コード変換が行われるため、性能が劣化することがあります。List Manager 管理データベースの文字コード系と環境変数NLS_LANG で指定する文字コード系は合致させることを推奨します。 以下に、指定できる値を示します。
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●ORACLE_HOME(必須)
「Oracle Client(64bit)をインストールしたフォルダ」を指定します。
●NLS_LANG(必須)
帳票管理サーバの環境設定ファイルのDBCharCodeキーに指定する、List Manager管理データベースの文字コード系と合致するロケールを指定します。
List Manager管理データベースの文字コード系と、環境変数NLS_LANG で指定した文字コード系が異なる場合、Oracle による文字コード変換が行われるため、性能が劣化することがあります。List Manager管理データベースの文字コード系と環境変数NLS_LANGで指定する文字コード系は、合致させることを推奨します。
以下に、指定できる値を示します。
Shift-JIS コード系
Shift-JIS コード系
Shift-JIS コード系
UNICODE(UTF8)コード系