SQL*Plusを起動して、“2.7.9 ユーザの作成”で作成したユーザID「lmuser」でのテーブル作成と動作確認を行います。
テーブルの作成に使用するスクリプトは、“2.7.11 表領域の作成”で複写/転送された作業ディレクトリに格納されています。本項では、ファイルが「/var/opt/FJSVlstm/db/oracle/create」に格納されている実行例で説明します。
⇒ 動作確認および作成中にエラーが発生した場合は、Oracle Databaseのマニュアルを参照してください。
手順1:SQL*Plusの起動
端末エミュレータより「sqlplus」コマンドを実行して「sqlplus」モードになります。
sqlplus lmuser/lmuserに設定したパスワード@LISTMGR
手順2:テーブルの作成
「接続されました。」のメッセージが表示されることを確認します。
以下の構文を入力し、スプール出力設定をONにします。
SQL> SPOOL /var/tmp/tbl_create.log
/var/tmpは、ログ出力用の作業ディレクトリです。
入力プロンプトに、以下のテーブル作成SQLファイル(tbl_create.sql)を入力して実行します。
SQL> @/var/opt/FJSVlstm/db/oracle/create/tbl_create.sql
正常終了のメッセージが表示されることを確認します。
手順3:テーブルの作成(オンラインバックアップ機能を使用する場合のみ)
入力プロンプトに、以下のテーブル作成SQLファイル(tbl_create_datafile.sql)を入力して実行します。
SQL> @/var/opt/FJSVlstm/db/oracle/create/tbl_create_datafile.sql
正常終了のメッセージが表示されることを確認します。
手順4:テーブルの作成確認
以下の構文を入力して実行します。
SQL> DESC F3HXDMCHKDLV
以下が表示されることを確認します。
SQL> DESC F3HXDMCHKDLV Name Null? Type ----------------------------------------- -------- ---------------------------- LOGICALDEVICENAME NOT NULL VARCHAR2(80) HOSTNAME NOT NULL VARCHAR2(255) UPDATEDATETIME NOT NULL VARCHAR2(14) SQL>
手順5:SQL*Plusの終了
以下の構文を入力して実行します。
SQL> quit
SQL*Plusが終了します。