クラスタシステムで利用できるKVMのマイグレーション機能には、以下の3種類の方式があります。
ライブマイグレーション
稼働中のゲストOSを移動させます。
オフラインマイグレーション
ゲストOSを一時停止状態にして移動させます。
エクスポート/インポートによるマイグレーション
停止状態のゲストOSのXML設定ファイルを、エクスポート/インポートします。
KVMのマイグレーション機能が利用できるクラスタ構成については、“2.2.1 仮想マシン機能”を参照してください。
注意
マイグレーションするゲストOSには、virtioブロックストレージが"vdpcl"というデバイス名で追加されます。マイグレーション用にvirtioブロックストレージを追加できるようにするため、以下に注意してください。
ゲストOSのvirtioブロックストレージの数を、マイグレーションで追加するデバイス(vdpcl)を除き、27デバイス以内にしてください。
ゲストOSのvirtioブロックストレージのデバイス名に"vdpcl"は使用しないでください。