CF設定時の事前準備として以下の操作を実施してください。
クラウド環境で、かつ、シングルノードクラスタの場合は、不要です。
◆操作手順
以下の作業は、すべてのノードで実施してください。
ネットワークインタフェースの設定
[RHEL8の場合]
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ethXファイルの“ONBOOT”を以下のように編集します。
ONBOOT=yes
CF over IP を使用する場合
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ethXファイルを編集して、IPアドレスを設定します。
例:IPv4アドレスを設定する場合
BOOTPROTO=none
IPADDR=<IPアドレス>
NETMASK=<ネットマスク>
CF over IP を使用しない場合
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ethXファイルの“IPV6INIT”を以下のように編集します。
IPV6INIT=no
[RHEL9の場合]
ネットワーク接続プロファイルのconnection.autoconnectにyesを設定します。
# nmcli connection modify ethX connection.autoconnect yes
CF over IP を使用する場合
ネットワーク接続プロファイルにIPアドレスを設定します。
例:IPv4アドレスを設定する場合
# nmcli connection modify ethX ipv4.method manual ipv4.addresses <IPアドレス>/<プレフィックス長>
CF over IP を使用しない場合
ネットワーク接続プロファイルのipv4.methodとipv6.methodにdisabledを設定します。
# nmcli connection modify ethX ipv4.method disabled ipv6.method disabled
ネットワーク接続プロファイルの変更内容を適用します。
# nmcli connection up ethX
注意
ethX は、クラスタインタコネクトで使用するネットワークインタフェースです。
Xは数字を指定します。
クラスタインタコネクトの確認
以下のコマンドにてインタコネクト用インタフェースの状態を確認します。
# ip addr show <当該インタフェース>
“UP”フラグが立っていなければ以下のコマンドを実行して、“UP”となることを確認します。
# ip link set <当該インタフェース> up