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PRIMECLUSTER  導入運用手引書 4.7

4.2 クラスタインタコネクトの活性化

CF設定時の事前準備として以下の操作を実施してください。

クラウド環境で、かつ、シングルノードクラスタの場合は、不要です。

◆操作手順

以下の作業は、すべてのノードで実施してください。

  1. ネットワークインタフェースの設定

    [RHEL8の場合]

    1. /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ethXファイルの“ONBOOT”を以下のように編集します。

      ONBOOT=yes
    2. CF over IP を使用する場合

      /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ethXファイルを編集して、IPアドレスを設定します。

      例:IPv4アドレスを設定する場合

      BOOTPROTO=none
      IPADDR=<IPアドレス>
      NETMASK=<ネットマスク>
    3. CF over IP を使用しない場合

      /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ethXファイルの“IPV6INIT”を以下のように編集します。

      IPV6INIT=no

    [RHEL9の場合]

    1. ネットワーク接続プロファイルのconnection.autoconnectにyesを設定します。

      # nmcli connection modify ethX connection.autoconnect yes
    2. CF over IP を使用する場合

      ネットワーク接続プロファイルにIPアドレスを設定します。

      例:IPv4アドレスを設定する場合

      # nmcli connection modify ethX ipv4.method manual ipv4.addresses <IPアドレス>/<プレフィックス長>
    3. CF over IP を使用しない場合

      ネットワーク接続プロファイルのipv4.methodとipv6.methodにdisabledを設定します。

      # nmcli connection modify ethX ipv4.method disabled ipv6.method disabled
    4. ネットワーク接続プロファイルの変更内容を適用します。

      # nmcli connection up ethX

    注意

    • ethX は、クラスタインタコネクトで使用するネットワークインタフェースです。
      Xは数字を指定します。

  2. クラスタインタコネクトの確認

    以下のコマンドにてインタコネクト用インタフェースの状態を確認します。

    # ip addr show <当該インタフェース> 

    “UP”フラグが立っていなければ以下のコマンドを実行して、“UP”となることを確認します。

    # ip link set <当該インタフェース> up