ユーザロググループに対応している資源に対して、アーカイブログ適用によるリカバリを行う場合には、アーカイブログファイルを2個以上作成しておきます。
アーカイブログファイルの初期作成は、rdblogコマンドのGオプション、aオプションおよびgオプションで行います。
アーカイブログファイルを作成する例を以下に示します。
Solarisの場合
アーカイブログファイルを、30メガバイトの容量で、ローデバイス/dev/rdsk/c4t1d0s1に作成する場合
$ rdblog -G -a -g grp1 /dev/rdsk/c4t1d0s1 30M
Linuxの場合
アーカイブログファイルを、30メガバイトの容量で、ローデバイス/dev_symfoware/raw23に作成する場合
$ rdblog -G -a -g grp1 /dev_symfoware/raw23 30M
アーカイブログファイルの初期作成が終わったら、アーカイブログファイルの追加を行います。アーカイブログファイルの追加は、rdblogコマンドのUオプション、aオプションおよびgオプションで行います。このとき、追加するアーカイブログファイルの大きさは指定できません。指定したローデバイスの大きさに関係なく、初期作成時の値が使用されます。
アーカイブログファイルの追加は、Symfoware/RDBが起動している状態でも実行することができます。
アーカイブログファイルを追加する例を以下に示します。
Solarisの場合
アーカイブログファイルを、ローデバイス/dev/rdsk/c4t1d0s3、/dev/rdsk/c4t1d0s4に作成する場合
$ rdblog -U -a -g grp1 /dev/rdsk/c4t1d0s3 $ rdblog -U -a -g grp1 /dev/rdsk/c4t1d0s4
Linuxの場合
アーカイブログファイルを、ローデバイス/dev_symfoware/raw24、/dev_symfoware/raw25に作成する場合
$ rdblog -U -a -g grp1 /dev_symfoware/raw24 $ rdblog -U -a -g grp1 /dev_symfoware/raw25