14.2 ITサービス管理セットアップパラメーターファイル

使用用途

ITサービス管理のセットアップで、swcbsm_setup_itsm(ITサービス管理セットアップコマンド)を実行するときに必要なパラメーターを定義します。

パスワードが含まれるファイルのため使用後は削除してください。

格納場所

以下にサンプルファイルが格納されています。任意の場所にコピーして、必要箇所を変更して使用してください。

/opt/FJSVbsmcom/setup/itsm/setup_itsm.ini

ファイル形式

パラメーターは、セクション、キー名およびキー値で構成されます。

キー名とキー値は以下のように記述します。

「=」(イコール記号)の前後には空白を入れないでください。

キー名=キー値

パラメーター

[SETUP]セクション

DB_PATH=データベース格納先

ITサービス管理のデータベースの格納先を設定します。

現在存在しないディレクトリパスを指定してください。

十分に空き容量がある場所を指定してください。

指定可能な文字セットは以下のとおりです。255バイト以内で指定してください。

DB_PASSWORD=データベース接続アカウントのパスワード

データベース接続アカウントのパスワードを設定します。

このパラメーターで指定したパスワードは、ITサービス管理のデータベースのメンテナンスで必要になります。

指定可能な文字セットは以下のとおりです。8バイト以上、63バイト以内で指定してください。英字、数字、記号はそれぞれ1文字以上必要です。

以下の記号

! # % & ( ) * + , - . / ; < = > ? @ [ ] ^ _ { | } ~

ITSM_ROOT_PASSWORD=連携ユーザーパスワード

管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能)との連携ユーザー(swcbsmadmin)のパスワードを設定します。

指定可能な文字セットは以下のとおりです。8バイト以上、63バイト以内で指定してください。英字、数字、記号はそれぞれ1文字以上必要です。

以下の記号

! " # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > ? @ [ \ ] ^ _ ` { | } ~