ITサービス管理で使用するポート番号を変更します。
事前の確認
ポート番号の変更は、以下のユーザーで実行してください。
スーパー・ユーザー
デフォルトのポート番号は、「A.1 ポート番号一覧」を参照してください。
手順
ITサービス管理を停止します。
ITサービス管理の停止については、「6.3 ITサービス管理を停止する」を参照してください。
設定ファイルのポート番号を変更します。
Webコンソールのポート番号を変更する場合
環境設定ファイル(httpd.conf)のポート番号を変更します。
/opt/FJSVbsmsvd/bsmahs/conf/httpd.conf
例) 変更後のポート番号が「18311」の場合
: Listen 18311 :
データベースのポート番号を変更する場合
ITサービス管理の設定ファイル、PostgreSQLの設定ファイル、および校閲の設定ファイルのポート番号を変更します。
ITサービス管理の設定ファイル
/opt/FJSVbsmotrs/Kernel/Config.pm 例) 変更後のポート番号が「18312」の場合 : $Self->{'Port'} = '18312'; : |
PostgreSQLの設定ファイル
データベース格納先/postgresql.conf デフォルトでは/var/opt/FJSVbsmsvd/dataに格納されています。 データベース格納先は、ITサービス管理セットアップパラメーターファイルのDB_PATHに指定した値です。 例) 変更後のポート番号が「18312」の場合 : port = 18312 # (change requires restart) : |
校閲の設定ファイル
/opt/FJSVbsmotrs/Kernel/Config/TextChecker/.faqconfig 例) 変更後のポート番号が「18312」の場合 : "user": "swcbsmdbuser", "dbname": "otrs", "host": "localhost", "port": "18312", : |
servicesファイルを編集して、手順2で変更したポート番号を変更します。
servicesファイル
/etc/services
例)
bsm-ahs 18311/tcp # bsm-ahs bsm-pgs 18312/tcp # bsm-pgs
ITサービス管理を起動します。
ITサービス管理の起動については、「6.2 ITサービス管理を起動する」を参照してください。
管理者でログインしたWebコンソール(運用者/管理者用)の管理画面で、[システム管理]の[システムコンフィグ]をクリックします。
[選択した設定グループへ移動]で[Framework]を選択し、サブグループの[Core]をクリックします。
[WebPort]の入力欄に、手順2で変更したWebコンソールのポート番号を入力します。
[更新]をクリックします。
Webコンソール(運用者/管理者用)からログアウトします。