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Systemwalker Cloud Business Service Management V1.4.0 ITサービス管理 管理者ガイド

10.1.1 ポート番号を変更する

ITサービス管理で使用するポート番号を変更します。

事前の確認

手順

  1. ITサービス管理を停止します。

    ITサービス管理の停止については、「6.3 ITサービス管理を停止する」を参照してください。

  2. 設定ファイルのポート番号を変更します。

    • Webコンソールのポート番号を変更する場合

      環境設定ファイル(httpd.conf)のポート番号を変更します。

      /opt/FJSVbsmsvd/bsmahs/conf/httpd.conf

      例) 変更後のポート番号が「18311」の場合

      :
      Listen 18311 
      :
    • データベースのポート番号を変更する場合

      ITサービス管理の設定ファイル、PostgreSQLの設定ファイル、および校閲の設定ファイルのポート番号を変更します。

      • ITサービス管理の設定ファイル

        /opt/FJSVbsmotrs/Kernel/Config.pm

        例) 変更後のポート番号が「18312」の場合

        :
           $Self->{'Port'} = '18312';
        :
      • PostgreSQLの設定ファイル

        データベース格納先/postgresql.conf

        デフォルトでは/var/opt/FJSVbsmsvd/dataに格納されています。

        データベース格納先は、ITサービス管理セットアップパラメーターファイルのDB_PATHに指定した値です。

        例) 変更後のポート番号が「18312」の場合

        :
        port = 18312                            # (change requires restart)
        :
      • 校閲の設定ファイル

        /opt/FJSVbsmotrs/Kernel/Config/TextChecker/.faqconfig

        例) 変更後のポート番号が「18312」の場合

        :
                                "user": "swcbsmdbuser",
                                "dbname": "otrs",
                                "host": "localhost",
                                "port": "18312",
        :
  3. servicesファイルを編集して、手順2で変更したポート番号を変更します。

    • servicesファイル

      /etc/services

      例)

      bsm-ahs     18311/tcp               # bsm-ahs
      bsm-pgs     18312/tcp               # bsm-pgs
  4. ITサービス管理を起動します。

    ITサービス管理の起動については、「6.2 ITサービス管理を起動する」を参照してください。

  5. 管理者でログインしたWebコンソール(運用者/管理者用)の管理画面で、[システム管理]の[システムコンフィグ]をクリックします。

  6. [選択した設定グループへ移動]で[Framework]を選択し、サブグループの[Core]をクリックします。

  7. [WebPort]の入力欄に、手順2で変更したWebコンソールのポート番号を入力します。

  8. [更新]をクリックします。

  9. Webコンソール(運用者/管理者用)からログアウトします。