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Symfoware Server V12.8.0 トラブルシューティング集

8.3.2 アプリケーションの動作環境をチューニングする

アプリケーションの動作環境のチューニング時によくある質問と、その回答について説明します。

無応答状態が一定時間続いた場合の対策は?

更新処理を実行した際に無応答状態になった場合の対処として、ある時間が経過した時点で処理をクライアント側に戻す場合には、クライアント用の動作環境ファイルの“WAIT_TIME”パラメタの値を変更してください。
なお、“WAIT_TIME”パラメタの初期値は「0(応答があるまで待ち続ける)」です。

ポイント

ISOLATION_WAIT=REJECTを設定した場合には、WAIT_TIMEパラメタに関係なく、排他が発生した時点でエラーとなりクライアント側に処理が戻ります。

詳細は、“アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編)”の“クライアント用の動作環境ファイルによる定義”を参照してください。