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Symfoware Server V12.8.0 トラブルシューティング集

8.2.5 Javaで開発する(利用形態)

Javaで開発する場合に、利用形態についてよくある質問と、その回答について説明します。

JDBCドライバのタイプとは何か?

JDBCドライバは、一般に4つのタイプに分類されます。以下に、概要について説明します。

ドライバタイプ

概要

ODBCブリッジ(タイプ1)

ODBCドライバを経由して、各データベースに接続するドライバです。

ネイティブブリッジ(タイプ2)

DBMS固有の接続ライブラリ用APIを使用したドライバです。Symfoware Serverへの高速アクセスが可能です。

ネットプロトコルドライバ(タイプ3)

以下の2つの部分から構成されるドライバです。

  • ネットワーク経由でダウンロード可能なJDBCドライバ部

  • 3階層モデルの中間層のアプリケーションとして動作するミドルウェア部

ネイティブプロトコルドライバ(タイプ4)

JDBC APIからDBMS依存のネイティブプロトコルへの変換まで、すべてを単体で行うドライバです。PureJavaで構成されています。

Symfoware ServerのJDBCドライバのタイプには何があるか?

以下のような場合に、Symofware Serverでは、タイプ2のドライバを使用することができます。

参照

接続形態の詳細については、“アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)”を参照してください。

ドライバタイプ

接続形態

URLの記述形式

ネイティブブリッジ(タイプ2)

ローカルアクセス

jdbc:symfold:///<db_env>

リモートアクセス
(RDB2_TCP連携)

jdbc:symford://<host>:<port_no>/<db_env>

リモートアクセス
(RDB2_TCPS連携)

jdbc:symforsd://<host>:<port_no>/<db_env>

<host>:接続するサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。
<port_no>:サーバのデータベースに接続する際のポート番号を指定します。
<db_env>:サーバのデータベースに接続するためのデータ資源名を指定します。