表のデータ圧縮機能利用時に発生したトラブルの事例、およびその対処方法について説明します。
データの再格納を実施した場合に圧縮率が低下する
表のデータ圧縮機能の利用時、表に格納されているデータをDELETE文などで削除後、特性が異なるデータを再格納すると、圧縮率が低下する場合があります。
データ再格納の前後で、格納するデータの特性が異なる場合は、DSIをrdbfmtコマンドで初期化してから、データの再格納を実施してください。
rdbsloaderコマンド、rdbsaloaderコマンド、rdbsuloaderコマンドまたはrdbuptコマンドに時間がかかる
表のデータ圧縮機能の利用時、rdbsloaderコマンド、rdbsaloaderコマンド、rdbsuloaderコマンドまたはrdbuptコマンドでは圧縮処理によりCPUを使用するため、表のデータ圧縮機能を利用していない場合と比較して時間がかかる場合があります。
各コマンドの実行時間を評価して運用方法を検討してください。
参照
表のデータ圧縮については、“RDB運用ガイド(データベース定義編)”を参照してください。