DRレプリケーションの動作環境を定義するBC構成パラメタファイルを作成します。
ファイル名:任意のファイル名
設定対象 :両システム
注意
両システムのBC構成パラメタファイルは、必ず同じ内容にしてください。
記述形式については、“D.1 各種パラメタファイルの記述形式について”を参照してください。
パラメタ名 | 指定内容 | 省略の可否 |
---|---|---|
RLP_FILE_PATH | RLP動作環境ファイルの格納先ディレクトリの絶対パス名 | 不可 |
RLC_BUFF | RERUNログバッファ枚数の指定 | 可 |
RLC_FULL | すべてのRLCファイルが満杯状態になった場合の動作の指定 | 可 |
BCMNDB | BC管理DBの定義情報 | 不可 |
BCLOGMANAGE | BCログ管理ファイルの絶対パス名 | 不可 |
REPMODE | DRレプリケーションの有効/無効 | 不可 |
RLP_FILE_PATH = RLP動作環境ファイルの格納先ディレクトリの絶対パス名
RLP動作環境ファイルの格納先ディレクトリのパス名を指定します。
任意のディレクトリパス名を、256バイト以内の絶対パス名で指定します。
本パラメタは省略することはできません。
RLC_BUFF = RERUNログバッファ枚数
ロググループ1つあたりのRERUNログバッファ枚数を指定します。
32~260000の範囲で指定します。
省略値は、128です。
RLC_FULL = WAIT | INHIBIT
RLCファイルが満杯状態になったときのDRレプリケーションシステムの動作を指定します。
WAIT :RLCファイルに空きができるまで利用者アプリケーションは無応答状態になります。
INHIBIT:RLPを閉塞します。
省略値は、WAITです。
“INHIBIT”を指定し、RLCファイルが満杯状態になった場合、利用者プログラムへの影響はありませんが、DRレプリケーション運用を再開するには、RLPの再作成と複写先データベースの再創成が必要になります。
複数のロググループにRLPを作成し、本パラメタに“WAIT”を指定した場合、あるRLPのRLCファイルの満杯により、RLCファイルの循環使用できなくなると、関連するRLPに属するロググループを使用している利用者アプリケーションも無応答状態になります。
BCMNDB = RDBシステム名_データベース名
BC管理スキーマの定義で使用するデータベース名を指定します。
BC管理スキーマの定義で使用するデータベース名を、英数字5文字以上36文字以内で指定します。
データベース名は、以下のように指定します。
マルチRDBシステムの場合:“RDBシステム名_データベース名”
マルチRDBシステムでない場合:“RDBII_データベース名”
本パラメタは省略することはできません。
BCLOGMANAGE = BCログ管理ファイルの絶対パス名
BCログ管理ファイルのファイル名を指定します。
BCログ管理ファイルの絶対パス名を、1023バイト以内で指定します。
本パラメタは省略することはできません。
REPMODE = DR
DRレプリケーションの利用の有無を指定します。
DR:DRレプリケーションを使用します。
本パラメタは省略することはできません。