環境構築や運用中に発生したトラブルの原因が判明しない場合、初期調査のための情報を採取します。ここでは初期調査のための情報の採取方法について説明します。
Oracle抽出レプリケーションの場合は、FJQSS(資料採取ツール)により、トラブル調査に必要な情報を採取できます。
FJQSSの使用方法については、本製品のメディアに同梱されている“FJQSSユーザーズガイド”を参照してください。
FJQSSユーザーズガイドを参照するには、本製品のメディアの以下のファイルをブラウザから開きます。
本製品のメディア/FJQSS/manual/index_jp.html
FJQSS(資料採取ツール)による資料採取
以下のコマンドを実行します。
/opt/FJSVqstl/fjqss_collect
製品選択画面が表示されますので、調査資料を採取する製品の番号を指定して[Enter]を入力します。
表示される画面の指示に従い、“Y[Enter]”を入力します。
資料採取が完了すると、調査資料の出力先ディレクトリが表示されます。表示されたディレクトリに調査資料が作成されていることを確認します。
調査資料の出力先ディレクトリの配下に以下のファイルが作成されます。このファイルを富士通サポート員までお送りください。
resultYYYYMMDDHHMMSS.tar.gz
(YYYYMMDDHHMMSS: 資料採取を実行した年月日時分秒)
注意
以下のバージョンレベルを使用している場合は、lxrepgetdataコマンドによって、初期調査のための情報を採取してください。lxrepgetdataコマンドの詳細は、“コマンドリファレンス”の“lxrepgetdataコマンド”を参照してください。
Linkexpress Replication option V5.0L14以前
FJQSSで、初期調査のための情報を採取する際は、必ず以下の環境変数を設定しておいてください。
ORACLE_SID
Linkexpressを使用するのに必要な環境変数
Linkexpress Replication option を使用するのに必要な環境変数
FJQSSで、初期調査のための情報を採取する際は、環境変数ORACLE_SIDに該当するOracleを起動しておいてください。