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Linkexpress Replication optionV5.0L25 導入運用ガイド

2.4.1 障害調査情報の採取について

環境構築や運用中に発生したトラブルの原因が判明しない場合、初期調査のための情報を採取します。ここでは初期調査のための情報の採取方法について説明します。

Symfoware抽出レプリケーション (Nativeインタフェース)の場合は、FJQSS(資料採取ツール)で初期調査のための情報を採取してくさい。

WindowsWindowsの場合

FJQSS(資料採取ツール)により、トラブル調査に必要な情報を採取できます。
FJQSSの使用方法については、以下で表示されるマニュアルを参照してください。

「スタート」または[アプリ]メニューの[FJQSS(資料採取ツール)]-[FJQSS ユーザーズガイド]


FJQSS(資料採取ツール)による資料採取

  1. [スタート]または[アプリ]メニューから、[FJQSS(資料採取ツール)]-[資料採取(MW製品名)]を起動します。

  2. コマンドプロンプトが開きますので、表示される画面の指示に従い、必要な情報の入力後、“Y[Enter]”を入力します。

  3. 資料採取が完了すると、調査資料の出力先フォルダが表示されます。表示されたフォルダに調査資料が作成されていることを確認します。

  4. [Enter]を入力して、コマンドプロンプトを終了します。

  5. 調査資料の出力先フォルダの配下に以下のファイルが作成されます。このファイルを富士通サポート員までお送りください。

    resultYYYYMMDDHHMMSS_1_1.cab

    (YYYYMMDDHHMMSS: 資料採取を実行した年月日時分秒)

注意

  • 以下のバージョンレベルを使用している場合は、lxrepgetdataコマンドによって、初期調査のための情報を採取してください。

    • Linkexpress Replication option V5.0L13以前

  • FJQSSで、初期調査のための情報を採取する際は、環境変数RDBNAMEに該当するSymfoware Serverを起動しておいてください。

SolarisLinuxSolaris/Linuxの場合

FJQSS(資料採取ツール)により、トラブル調査に必要な情報を採取できます。
FJQSSの使用方法については、本製品のメディアに同梱されている“FJQSSユーザーズガイド”を参照してください。
FJQSSユーザーズガイドを参照するには、本製品のメディアの以下のファイルをブラウザから開きます。

本製品のメディア/FJQSS/manual/index_jp.html

FJQSS(資料採取ツール)による資料採取

  1. 以下のコマンドを実行します。

    /opt/FJSVqstl/fjqss_collect
  2. 製品選択画面が表示されますので、調査資料を採取する製品の番号を指定して[Enter]を入力します。

  3. 表示される画面の指示に従い、“Y[Enter]”を入力します。

  4. 資料採取が完了すると、調査資料の出力先ディレクトリが表示されます。表示されたディレクトリに調査資料が作成されていることを確認します。

  5. 調査資料の出力先ディレクトリの配下に以下のファイルが作成されます。このファイルを富士通サポート員までお送りください。

    resultYYYYMMDDHHMMSS.tar.gz

    (YYYYMMDDHHMMSS: 資料採取を実行した年月日時分秒)

注意

  • 以下のバージョンレベルを使用している場合は、lxrepgetdataコマンドによって、初期調査のための情報を採取してください。

    • Linkexpress Replication option V5.0L14以前

  • FJQSSで、初期調査のための情報を採取する際は、必ず以下の環境変数を設定しておいてください。

    • RDBNAME

    • Linkexpressを使用するのに必要な環境変数

    • Linkexpress Replication option を使用するのに必要な環境変数

  • FJQSSで、初期調査のための情報を採取する際は、環境変数RDBNAMEに該当するSymfoware Serverを起動しておいてください。