ここでは、Oracleでのデータベース抽出コマンド(lxrpoextコマンド)で抽出されるデータ項目の形式について説明します。抽出データの形式は、標準形式になります。
各列のデータ型とデータ形式の対応を図A.5に示します。
指定例は、バイトオーダを前進法として表現しています。
抽出される差分データの長さは、抽出定義に指定した抽出するデータ型(DATATYPE)に従います。
図A.5 データ型とデータ形式の対応
備考1:定義属性とデータ形式の説明
n :長さ
p :精度
q :位取り
l :可変長文字列の有効なデータ長(バイト数)を表します。
ln:可変長文字列の有効なデータ長(文字数)を表します。
J :数字をそれぞれの文字の0~9で表します。
j :データに対応する数値(16進数の0~9)を表します。
t :符号(正:16進数のA,C,E,F 負:16進数のB,D)を表します。
S :正または負の符号をそれぞれ文字の“+”または“-”で表します。
Y :2バイトの二進数で西暦の年を表します。
M :1バイトの二進数で月を表します。
D :1バイトの二進数で日を表します。
h :1バイトの二進数で時を表します。
m :1バイトの二進数で分を表します。
s :1バイトの二進数で秒を表します
R :16進数で00000000を設定します。
備考2:指定例欄の枠内の文字は各国語を除き、すべて16進数です。
備考3:太枠部分は、符号けたまたはデータ長けたを表します。