DRレプリケーション環境構築に必要な資源の見積りについて説明します。
資源識別子抽出ファイルの見積り式を以下に示します。
資源識別子抽出ファイルの容量 = 520バイト +(抽出対象DSI数 × 168バイト) +(抽出対象順序数 × 148バイト) +(データベーススペース数 × 80バイト)(注)
注) 格納データを暗号化する場合に加算します。
抽出対象順序数
抽出対象となる順序数は、それぞれ以下の表のとおりです。
スケーラブルログ運用を行っている、かつ、 | すべての順序数 |
スケーラブルログ運用を行っている、かつ、 | 0 |
スケーラブルログ運用でない場合 | すべての順序数 |
複写先システムのデータベース環境は、複写元システムと同じデータベースの定義を行ってから、rdbunlコマンドおよびrdbsloaderコマンドを使用して複写元システムのデータベースのデータを全件複写することで作成します。
このとき、すべての表のDSIのアンロードデータを、複写元システムから複写先システムに転送するため、両システムにこれらのファイルを格納する領域が必要になります。
参照
rdbunlコマンドを利用したDSIの退避データの容量見積りは、“Symfoware Server RDB運用ガイド”を参照してください。
Symfoware Serverのrdbunlコマンドおよびrdbsloaderコマンドについては“Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。