DRレプリケーション業務は、以下の回線異常などの理由による通信異常が発生した場合、一時的な通信異常や無応答となる可能性があります。
ファイル送信/ファイル受信時の通信異常
相手側ジョブ起動時の通信異常
このため、DRレプリケーションでは、Linkexpressのネットワーク定義およびDRレプリケーション業務定義で応答監視やリトライを設定しています。ネットワーク負荷などに合わせてカスタマイズしてください。
ネットワーク定義および業務定義については、“Linkexpress 導入ガイド”および“Linkexpress 運用ガイド”を参照してください。
設定内容 | 設定場所 | 省略値 |
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相手側無通信応答監視時間 | ネットワーク定義のpath定義命令のrecvtimeオペランド | 3分 (注) |
注) ネットワーク定義簡易化機能を利用した場合は、recvtimeオペランド省略値3分が採用されます。
設定内容 | 設定場所 | 設定値 |
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イベントリトライ | DRレプリケーション業務定義のイベントリトライ回数とイベントリトライ間隔 | イベントリトライ回数:5回 イベントリトライ間隔:5秒 |
イベントシェルスクリプト | lxrspjobコマンドの復帰値が、0以外かつ12以外の場合:5回 |