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Linkexpress Replication optionV5.0L25 スタートガイド

1.3 本書で構築できるレプリケーションシステム

本書で構築できるレプリケーションシステムを説明します。

構築できるレプリケーションシステム

分類

内容

システム構成

1つのサーバから1つのサーバへの分散システム構成

プラットフォーム

同じプラットフォームのオープンサーバ間

レプリケーション製品

Linkexpress Replication option (64bit製品) V5.0L25

Linkexpress (64bit製品) V5.0L25

データベース管理システム

複写元システム

Symfoware Server (Postgres)

WindowsLinuxLinuxまたはWindowsの場合:V12.8.0

SolarisSolarisの場合:V12.5.0

複写先システム

Symfoware Server (Postgres)

WindowsLinuxLinuxまたはWindowsの場合:V12.8.0

SolarisSolarisの場合:V12.5.0

レプリケーションの単位

複数の表およびパーティションをグループ化したレプリケーション

レプリケーション間隔

5分間隔で複写先データベースに差分ログを反映

前提およびモデル

分類

内容

OSのデフォルトロケール

SolarisLinuxSolarisまたはLinuxの場合:ja_JP.UTF-8

WindowsWindowsの場合:日本語

レプリケーション対象のデータベースに関する複写元と複写先の一致性

データベースの文字コード系が同じ

データベース名・スキーマ名・表名が同じ

列のデータ型など表の構成が同じ

表の作成者が同じ名前のOSユーザ

データベースの規模

表に格納されるデータ量が1Gバイト以下を想定したモデルを対象

データベースの更新量

5分間隔のデータベース更新量が1Mバイト以下を想定したモデルを対象

注意

表を構成する列のデータ型など、レプリケーション対象とすることができないものがあります。Linkexpress Replication optionがサポートしている内容について詳細を確認したい場合には、“システム設計ガイド”の “サポートする機能範囲”を参照してください。

本書で使用する名前

本書では、上記のモデルにおいて、同じ資源名の3つの表を1つのレプリケーション単位としてセットアップする操作手順について、以下の名前を例に説明します。