ServiceNow連携により、Systemwalker Centric Managerの監視イベント発生による自動アクションで、ServiceNow側にインシデントが作成されます。
ServiceNowインスタンスのincidentテーブルに作成されるレコードの内容は、以下のとおりです。表に記載のカラムは、ServiceNowのGUIからインシデント登録を行う際に指定可能なパラメタです。このうち、指定値が「なし」と記載されているカラムについては、Systemwalker Centric ManagerのServiceNow連携では入力されません。
カラム名 | 意味 | 指定値 |
---|---|---|
number | 一意のシステム生成インシデント番号 | なし |
caller_id | 問題について連絡を受けたユーザ ServiceNow上のユーザ | ServiceNow連携定義ファイルで指定するINCIDENT_CALLER_IDの設定値 |
category | インシデントのカテゴリ | なし |
subcategory | インシデントのサブカテゴリ | なし |
business_service | 影響を受けるServiceNow上のビジネスサービス | なし |
service_offering | 影響を受けるServiceNow上のビジネスサービスのオファリング | なし |
cmdb_ci | ServiceNow CMDB内のconfiguration item | なし |
contact_type | 連絡手段 以下のいずれかです。 | なし |
state | インシデントの状態 以下のいずれかです。 | なし |
impact | インシデントの影響度 以下のいずれかです。 | swsn_increg(ServiceNowインシデント登録コマンド)で指定する引数 -i の値。省略時は3 |
urgency | インシデントの緊急度 以下のいずれかです。 | swsn_increg(ServiceNowインシデント登録コマンド)で指定する引数 -u の値。省略時は3 |
assignment_group | インシデント担当グループ ServiceNow上のグループ | なし |
assigned_to | インシデント担当者 ServiceNow上のユーザ | なし |
short_description | インシデントの簡易記述 | swsn_increg(ServiceNowインシデント登録コマンド)で指定する引数 -d の値 128文字以上の場合は、128字まで。 |
description | インシデントの記述 | swsn_increg(ServiceNowインシデント登録コマンド)で指定する引数 -d の値 |