ファイル名
opaclsset
使用用途
部門管理サーバ、業務サーバのクラスタ環境において、クラスタ名を取得するリトライ間隔、リトライ回数を指定するファイルです。
格納場所
Linux | /etc/opt/FJSVsagt/opaclsset |
ファイル形式
STARTRTYTIME 1 STARTRTYCOUNT 60
パラメタ
「クラスタの起動待ちリトライ間隔」です。
クラスタの起動確認に失敗した場合に行うリトライ処理の間隔(秒)を1から60で指定します。デフォルトは1です。
「クラスタの起動待ちリトライ回数」です。
クラスタの起動確認に失敗した場合に行うリトライ処理の回数を60から3600で指定します。デフォルトは60です。
注意事項
各定義項目名と値の間は半角スペースまたはタブで区切ります。
1行は4095バイト以内で定義します。
先頭の文字が半角の#である行はコメント行になります。
行の途中に#を入れコメントを記述することは出来ません。
各定義項目名が設定されていないときは、デフォルト値になります。
システムログの読み込みはクラスタ名の獲得処理後に行われます。正しくクラスタ名が獲得できないときは、チューニングした以下の時間だけシステムログの読み込みが遅くなります。
遅くなる時間(秒) = クラスタの起動待ちリトライ間隔 × クラスタの起動待ちリトライ回数
上記の繰り返し以内にクラスタ名の獲得に成功したときは、そのタイミングでシステムログの読み込みが開始されます。
設定値を有効にするには、Systemwalker Centric Managerを再起動してください。
使用例1
「クラスタの起動待ちリトライ間隔」を2秒、「クラスタの起動待ちリトライ回数」を120回にした場合の定義例です。
STARTRTYTIME 2 STARTRTYCOUNT 120
使用例2
全ての定義をデフォルト値に戻した場合の定義例です。
STARTRTYTIME 1 STARTRTYCOUNT 60