ファイル名
portal.properties
使用用途
Systemwalker Webコンソール実行基盤の動作を定義するファイルです。
格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER\mpportal\var\repos\config |
Linux | /var/opt/FJSVswebl/repos/config/ |
ファイル形式
interval=1~10 retry_connect_max=0~100(注)
注)本パラメタは、Linux版のみ利用可能です。
パラメタ
Systemwalker Webコンソール実行基盤が事前にポータル画面の表示データを自動取得する間隔(分単位)を指定します。
指定可能な値は1~10です。
初期値は1です。
本パラメタを省略した場合または範囲外の値を指定した場合は1で動作します。
Systemwalker Centric Managerのフレームワーク基盤の稼働状態を監視し、何回連続して停止を検知したら環境異常と判断するか、の回数を指定します。
指定可能な値は0~100です。
初期値は3です。
本パラメタを省略した場合または範囲外の値を指定した場合は3で動作します。
パラメタ「interval」の間隔で稼働状態を確認し、環境異常と判断した場合は、ポップアップメッセージで通知します。
[メッセージ内容]
通信エラーにより、情報の取得に失敗しました。運用管理サーバでSystemwalkerが起動していること確認してください。 |
なお、0を指定した場合は、Systemwalker Centric Managerのフレームワーク基盤が停止していてもポップアップメッセージは表示されません。
注意事項
先頭が「#」で始まる行はコメント行として扱われます。
Systemwalker Webコンソールの使用有無に関わらず、初回ログイン時以降、ポータル画面の表示データは自動取得されます。自動取得による運用管理サーバの負荷を下げたい場合は、更新間隔を延ばしてください。
設定値を有効にするには、Systemwalker Centric Managerを再起動してください。
なお、Systemwalker Operation Managerが同一マシンにインストールされている環境では、必ず「a」オプションを指定して、Systemwalker Operation Managerのサービスも同時に再起動してください。
【停止】
Windows版
pcentricmgr /a(注)
Linux版
/opt/systemwalker/bin/pcentricmgr -a (注)
注)
Systemwalker Operation Managerと一緒にインストールされている環境の場合に指定するオプションです。本オプションを指定した場合、Systemwalker Operation Managerも同時に停止します。
【起動】
Windows版
scentricmgr /a(注)
Linux版
/opt/systemwalker/bin/scentricmgr -a (注)
注)
Systemwalker Operation Managerと一緒にインストールされている環境の場合に指定するオプションです。本オプションを指定した場合、Systemwalker Operation Managerも同時に起動します。
クラスタ運用時は、運用系と待機系の両方で変更が必要です。