ファイル名
Cor_eventgroup_nn.log
Cor_correlation_nn.log
ファイル名の中の「nn」は、01からコリレーションログ定義ファイル(Cor_log.ini)で指定した世代数までの通番です。
使用用途
コリレーションで出力されるログファイルです。
このログファイルに出力される情報を元に、各コリレーションの動作の確認ができます。
Cor_eventgroup_nn.logには、監視イベント一覧上の未対処イベント抑止処理のログが出力されます。
Cor_correlation_nn.logには、監視イベント一覧上の未対処イベント抑止を除くコリレーションのログが出力されます。
格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\mpaosfsv\base\corlog |
Solaris | /var/opt/FJSVfwaos/corlog |
ファイル形式
コリレーションログはCSV形式で出力されます。
項番 | 項目名 | 最大長 | 値の形式 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | イベント受信日時 | 29 | YYYY/MM/DD△HH:mm:SS.sss△[+|-]UTC | 「△」は半角スペースです。 (注5) |
2 | イベント発生日時 | 29 | ||
3 | ホスト名 | 128 | ホスト名 | (注5) |
4 | メッセージ | 2048 | 対象のメッセージ | (注5) |
5 | 処理名 | 32 | コリレーションの処理名 | (注6) |
6 | 一致定義行番号 | 5 | 定義の一致行番号 | 処理名により空白の場合があります。 |
7 | コンポーネント | 256 | Systemwalker固有情報 |
|
8 | イベントID | 42 | Systemwalker固有情報(注1) | (注5) |
9 | 処理文字列 | 16 | Receive:メッセージ受信 | (注7) |
10 | 追加情報(各処理固有の内容) | 不定 |
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追加情報(各処理固有の内容 項番10以降)
処理名 | 項番 | 項目名 | 最大長 | 値の形式 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
common | 10 | ラベル名 | 256 | イベントのラベル名を表示します。ない場合は、" "で表示されます。 |
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11 | エラー種別 | 16 | イベントのエラー種別を表示します。ない場合は、" "で表示されます。 |
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12 | 監視イベント種別 | 16 | イベントの監視イベント種別を表示します。ない場合は、" "で表示します。 |
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13 | 重要度 | 8 | イベントの重要度を表示します。 |
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14 | メッセージタイプ | 11 | イベントのメッセージタイプを表示します。 |
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15 | 通報番号 | 4 | イベントの通報番号を表示します。ない場合は、" "で表示します。 |
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16 | 監視抑止 | 18 | 監視抑止がONのイベントの場合、“Disable_Monitoring” | “Disable_Monitoring”は運用管理サーバのみ出力 | |
convertmsg | 10 | 変換後のメッセージ | 2048 | メッセージ |
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correlation | 10 | 一致したパターン名 | 2048 | イベントが一致したパターン名を表示します。 | (注2)(注3)(注8) |
11 | 一致した条件 | 2 | 0:基準イベント | (注8) | |
12 | パターンの成立 | 5 | パターンの条件が成立したかを表示します。 | (注8) | |
13 | 監視条件の成立 | 5 | 監視条件が成立したかを表示します。 | (注8) | |
14 | メッセージ | 2048 | 処理文字列が“Message”の場合に、発生させたメッセージを表示します。 |
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15 | 処理結果 | 5 | 処理文字列が"Resolve"、または"Message"の場合の処理結果です。 |
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eventgroup | 12 | 付加したグループ名 | 16 | イベントグループ名 |
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eventcheck | 10 | ログ格納 | 8 | ログ格納が行われるかを表示します。 |
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11 | 上位送信 | 8 | 上位送信が行われるかを表示します。 |
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12 | 監視イベント種別 | 16 | 設定された監視イベント種別を表示します。ない場合は、" "で表示されます。 |
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13 | 重要度 | 8 | 設定されたイベントの重要度を表示します。 |
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14 | 通報番号 | 4 | イベントの通報番号を表示します。ない場合は、" "で表示します。 |
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15 | 文字色 | 16 | Systemwalkerコンソールのメッセージ一覧に表示されるイベントの文字色を表示します。 標準: Standard |
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16 | 背景色 | 16 | Systemwalkerコンソールのメッセージ一覧に表示されるイベントの背景色を表示します。表示される形式は、文字色と同じです。 |
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18 | 実行方法の指定 | 16 | 実施方法を表示します。 |
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19 | プロシジャ名 | 255 | メッセージ監視アクションでメッセージの編集が指定されている場合、プロシジャ名を表示します。メッセージ編集が指定されていない場合は、""で表示されます。 |
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20 | Systemwalkerコンソール画面への表示 | 20 | Systemwalkerコンソール画面への表示方法を表示します。 監視イベント一覧に表示: Display_Event_List メッセージ一覧に表示: Display_Messages 表示されない: No_Display | (注9) | |
samemsg | なし | - | - | - |
|
amountmsg | 10 | 一致定義 | 4 | 類似イベント抑止定義コマンドの-nオプションの値 |
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eventgroupdeterment | 10 | 付加されたグループ名 | 16 | イベントグループ名 | (注5) |
11 | 抑止処理種別 | 32 | 監視イベント一覧上の未対処イベント抑止の開始と、その解除を示します。 | (注4) | |
readdefinition | 10 | 定義種別 | 30 | convertmsg:メッセージ変換定義 |
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処理文字列が“Receive”、“Match”、“Determent”、“Monitor/Monitor_None”の場合は、処理を行ったイベントのイベントIDです。
“Resolve”の場合は、対処処理を行ったイベントのイベントIDです。
その他の場合は空欄です。
処理文字列が“Match”の場合、一致したコリレーションパターン名です。コリレーションパターンの監視間隔が経過した場合(処理文字列:“Timeout”)の場合は、監視間隔が経過したコリレーションパターン名です。コリレーションの監視条件の監視間隔が経過した場合(処理文字列:“Timeout”)の場合は空欄です。
イベントがコリレーション監視条件のリセットイベントに一致した場合は、空欄です。その他の場合は、イベントが一致した条件が定義されているコリレーションパターン名です。
“determent start”:
抑止を開始しました(このイベントは抑止されません。以降の未対処イベントが抑止されます)。
“determent”:
抑止しました。
“determent end (dealt)”:
対処により抑止を解除しました。
“determent end (cycled DB)”:
データベースのサイクリックにより抑止を解除しました。
“determent fatal error”:
抑止処理に致命的なエラーが発生しました。エラー原因はイベントログまたはシステムログを参照してください。Systemwalkerが再起動されるまで、以降の未対処イベントは抑止されません。
抑止処理種別が“determent end (cycled DB)”の場合、イベント発生日時、メッセージは出力されません。
抑止処理種別が“determent fatal error”の場合、イベント発生日時、ホスト名、メッセージ、イベントID、付加されたグループ名は出力されません。
処理文字列が“Complete”、“Timeout”、“Message”の場合、イベント発生日時、ホスト名、メッセージ、イベントIDは出力されません。
処理文字列が“Resolve”の場合、イベント発生日時、ホスト名、メッセージは出力されません。
“readdefinition”の場合は、項番1、5、10だけ出力されます。なお、項番1には、定義の読み込み日時が出力されます。
“Match_None”は、項番5(処理名)が“eventcheck”の場合だけ出力されます。
処理文字列が“Complete”の場合、一致したパターン名、一致した条件、パターンの成立は出力されません。
処理文字列が“Timeout”の場合、一致した条件は出力されません。
処理文字列が“Resolve”、“Message”、“Monitor/Monitor_None”の場合、一致したパターン名、一致した条件、パターンの成立、監視条件の成立は出力されません。
Display_Event_Listと出力されたイベントは、監視イベント一覧とメッセージ一覧の両方に表示されます。
参照
注意事項
定義比較の場合、定義に一致した場合にログが出力されます。
1イベントで複数行のログが出力される場合があります。
監視イベント一覧上の未対処イベント抑止処理は、抑止した内容のログを出力します。
Systemwalkerが再起動された場合、空行が挿入されます。
各項目をダブルクォーテーションで囲みます。ダブルクォーテーションは、文字数としてカウントしません。
本ファイルを直接編集しないでください。削除する場合は、Systemwalkerを停止後、手動で本ファイルを削除してください。
使用例
処理名:commonの場合
"2006/03/15 10:10:56.000 +0900","2006/03/15 10:10:55.000 +0900","HOST1","label: ERROR: エラーが発生しました。","common","","MpAosfB","0123456789","Receive","label","Error","Category","WARN","NORM","0",,,,,
処理名:convertmsgの場合
"2006/03/15 10:10:56.000 +0900","2006/03/15 10:10:55.000 +0900","HOST1","label: ERROR: エラーが発生しました。","convertmsg","1","MpAosfB","0123456789","Match","label: Halt: 重大なエラーが発生しました"
処理名:correlation 処理文字列:Matchの場合
"2006/03/15 10:10:56.000 +0900","2006/03/15 10:10:55.000 +0900","HOST1","label: Halt: 重大なエラーが発生しました","correlation","1","MpAosfB","0123456789","Match","Pattern1","3","True",,
処理名:correlation 処理文字列:Resolveの場合
"2006/03/15 10:10:56.000 +0900","2006/03/15 10:10:55.000 +0900",,,"correlation","1","MpAosfB","0123456789","Resolve",,,,,
処理名:correlation 処理文字列:Messageの場合
"2006/03/15 10:10:56.000 +0900","2006/03/15 10:10:55.000 +0900",,,"correlation","1","MpAosfB",,"Message",,,,,"ERROR: コリレーションの条件が成立しませんでした"
処理名:correlation 処理文字列:Timeoutの場合
"2006/03/15 10:10:56.000 +0900","2006/03/15 10:10:55.000 +0900",,,"correlation","1","MpAosfB",,"Timeout","Pattern2",,"False",,
処理名:eventgroupの場合
"2006/03/15 10:10:56.000 +0900","2006/03/15 10:10:55.000 +0900","HOST1","label: Halt: 重大なエラーが発生しました","eventgroup","1","MpAosfB","0123456789","Match","Group01"
処理名:samemsgの場合
"2006/03/15 10:10:56.000 +0900","2006/03/15 10:10:55.000 +0900","HOST1","label: ERROR: エラーが発生しました。","samemsg","","MpAosfB","0123456789","Match",,,,,,,,,,,
処理名:amountmsgの場合
"2006/03/15 10:10:56.000 +0900","2006/03/15 10:10:55.000 +0900","HOST1","label: ERROR: エラーが発生しました。","amountmsg","","MpAosfB","0123456789","Match","label: ERROR: エラーが発生し",,,,,,,,,,
処理名:eventcheckの場合
"2006/03/15 10:10:56.000 +0900","2006/03/15 10:10:55.000 +0900","HOST1","label: ERROR: エラーが発生しました。","eventcheck","1","MpAosfB","0123456789","Match","Yes","Yes","システム","WARN","0","Standard","Standard","NO",,,
処理名:eventgroupdeterment 抑止処理種別:determentの場合
"2006/03/15 10:10:56.000 +0900","2006/03/15 10:10:55.000 +0900","HOST1","label: ERROR: エラーが発生しました。","eventgroupdeterment","","MpFwbs","0123456789","Determent","Group01","daterment",,,,,,
処理名:eventgroupdeterment 抑止処理種別:determent end (dealt)の場合
"2006/03/15 10:10:56.000 +0900","2006/03/15 10:10:55.000 +0900","HOST1","label: ERROR: エラーが発生しました。","eventgroupdeterment","","MpFwbs","0123456789","Determent","Group01","determent end (dealt)",,,,,,