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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 使用手引書 ソフトウェア修正管理機能編

第1章 ソフトウェア修正管理の運用形態

Systemwalker Centric Managerとアップデートサイトを連携し、富士通ミドルウェアの修正を管理するには、Systemwalker Centric Managerをインストールした後に、設定や操作が必要です。Systemwalker Centric Managerのインストールについては、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。

以下の図は、インターネット接続端末と運用管理クライアント、運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバとの関係について説明しています。Systemwalker Centric Manager運用管理サーバが導入されたサーバの代わりに、インターネット接続端末を使用してUpdateSite(ミドルウェア)への接続を行い、修正を管理できます。

ソフトウェア修正管理機能では、運用管理クライアント、PCクライアントに対する富士通ミドルウェア製品の修正適用管理は行いません。運用管理クライアントから運用管理サーバに接続し、[ソフトウェア修正管理]画面を操作することはできますが、富士通ミドルウェア製品の修正モジュールの適用状況を収集することはできません。

ソフトウェアの修正管理は、画面操作による運用、コマンドラインインタフェースによる運用を選択できます。以下に、それぞれの運用での処理およびデータの流れについて説明します。

通常は画面操作による運用を行います。夜間などに自動スケジュールでバッチ運用する場合は、コマンドラインインタフェースを使用してください。

画面操作、コマンドラインインタフェースで以下の操作を実行できます。

機能

画面操作

コマンドライン

修正適用情報の更新

最新修正情報の取得

cmgetal

最新修正情報の反映

cmimpal

修正適用状況の表示

修正のダウンロード

cmdlmod

修正の配付

cmsndpch

注意

アップデートサイトサーバから情報を取得する場合

アップデートサイトサーバから情報を取得する処理に必要な時間は、以下の数に比例します。

  • 管理対象のサーバ数

  • 未適用の修正数

場合によっては、かなりの時間を必要とするので、“修正情報取得の見積もり式”で取得する時間を見積もってから実施してください。

なお、初回導入時については、アップデートサイトのホームページの機種メニューから該当機種を選択し、“本Web掲載対象”の“ミドルウェア”を参照し、公開されている修正の数から未適用の修正数を推測して、見積もってください。