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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 使用手引書 監視機能編

15.2.1 TELNETの動作環境を設定する

以下の手順でTELNETの動作環境を設定します。

  1. Telnetサービスを自動起動に変更し、Telnetサービスを起動します。

  2. Telnetサーバーの最大接続数を変更します。

    運用管理サーバから監視対象サーバに対してTELNETで接続して監視を行う場合に使用するTELNETの接続数と、現在のTelnetサーバーの最大接続数から、Hyper-Vの監視に必要なTelnetサーバーの最大接続数を算出し、最大数を変更してください。

  3. Hyper-Vの管理OSへのアクセス許可を設定します。

    TELNETで接続するために準備した管理者アカウントについて、Hyper-Vの管理OSに対するアクセス許可を設定します。

    アクセス許可は以下の手順で設定します。

    ただし、監視対象サーバがWindows Server 2012以降/Windows 8以降の場合は、以下の手順a~手順rは不要です。手順sに進んでください。

    1. Hyper-Vの管理OSで、[管理ツール]の[コンピュータの管理]を選択します。

    2. [コンピュータの管理]画面で、[WMI コントロール]を右クリックし、[プロパティ]を選択します。

    3. [WMI コントロール(ローカル)のプロパティ]画面で、[セキュリティ]タブをクリックします。

    4. [WMI コントロール(ローカル)のプロパティ]画面で、[Root]-[CIMV2]を選択し、[セキュリティ]ボタンをクリックします。

    5. [セキュリティ ROOT\CIMV2]画面で、[詳細設定]ボタンをクリックします。

    6. [CIMV2 のセキュリティの詳細設定]画面で、[追加]ボタンをクリックします。

    7. [ユーザー または グループ の選択]画面で以下を設定し、[OK]ボタンをクリックします。

      項目

      設定値

      [選択するオブジェクト名を入力してください]

      ユーザID

    8. [CIMV2 のアクセス許可エントリ]画面で以下を設定し、[OK]ボタンをクリックします。

      項目

      設定値

      [適用先]

      [この名前空間と副名前空間]

      [アクセス許可]

      [メソッドの実行]

      [許可]をチェックする

      [アカウントの有効化]

      [許可]をチェックする

      [リモートの有効化]

      [許可]をチェックする

      [セキュリティの読み取り]

      [許可]をチェックする

      [これらのアクセス許可を、このコンテナーの中にあるオブジェクトやコンテナーのみに適用する]

      チェックする

    9. [CIMV2 のセキュリティの詳細設定]画面で、[アクセス許可エントリ]に指定したユーザIDが表示されていることを確認し、[OK]ボタンをクリックします。

    10. [セキュリティ ROOT\CIMV2]画面で、[グループ名またはユーザー名]にユーザIDが表示されていることを確認し、[OK]ボタンをクリックします。

    11. [WMI コントロール(ローカル)のプロパティ]画面で、[Root]-[virtualization]を選択し、[セキュリティ]ボタンをクリックします。

    12. [セキュリティ ROOT\virtualization]画面で、[詳細設定]ボタンをクリックします。

    13. [virtualization のセキュリティの詳細設定]画面で、[追加]ボタンをクリックします。

    14. [ユーザー または グループ の選択]画面で以下を設定し、[OK]ボタンをクリックします。

      項目

      設定値

      [選択するオブジェクト名を入力してください]

      ユーザID

    15. [virtualization のアクセス許可エントリ]画面で以下を設定し、[OK]ボタンをクリックします。

      項目

      設定値

      [適用先]

      [この名前空間と副名前空間]

      [アクセス許可]

      [メソッドの実行]

      [許可]をチェックする

      [アカウントの有効化]

      [許可]をチェックする

      [リモートの有効化]

      [許可]をチェックする

      [セキュリティの読み取り]

      [許可]をチェックする

      [これらのアクセス許可を、このコンテナーの中にあるオブジェクトやコンテナーのみに適用する]

      チェックする

    16. [virtualization のセキュリティの詳細設定]画面で、[アクセス許可エントリ]に指定したユーザIDが表示されていることを確認し、[OK]ボタンをクリックします。

    17. [セキュリティ ROOT\virtualization]画面で、[グループ名またはユーザー名]に指定したユーザIDが表示されていることを確認し、[OK]ボタンをクリックします。

    18. [WMI コントロール(ローカル)のプロパティ]画面で、[OK]ボタンをクリックします。

    19. Hyper-Vの管理OSで、Windowsの[ファイル名を指定して実行] をクリックします。

    20. [ファイル名を指定して実行]画面で以下を設定し、[OK]ボタンをクリックします。

      項目

      設定値

      [名前]

      “azman.msc”

    21. [承認マネージャー]画面で、[承認マネージャー]を右クリックし、[承認ストアを開く]を選択します。

    22. [承認ストアを開く]画面で以下を設定し、[OK]ボタンをクリックします。

      項目

      設定値

      [承認ストアの種類を選択してください]

      [XML ファイル]を選択

      [ストア名]

      “C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Hyper-V\InitialStore.xml”

    23. [承認マネージャー]画面で、[承認マネージャー]-[InitialStore.xml]-[Hyper-V services]-[役割の割り当て]-[Administrator]を右クリックし、[ユーザとグループの割り当て]-[Windows と Active Directory を使用]を選択します

    24. [ユーザー または グループ の選択]画面で以下を設定し、[OK]ボタンをクリックします。

      項目

      設定値

      [選択するオブジェクト名を入力してください]

      ユーザID

    25. [承認マネージャー]画面で、[承認マネージャー]-[InitialStore.xml]-[Hyper-V services]-[役割の割り当て]-[Administrator]に指定したユーザIDが表示されていることを確認します。

    26. [承認マネージャー]画面で、[承認マネージャー]-[InitialStore.xml]を右クリックし、[閉じる]を選択します。