以下の手順でTELNETの動作環境を設定します。
Telnetサービスを自動起動に変更し、Telnetサービスを起動します。
Telnetサーバーの最大接続数を変更します。
運用管理サーバから監視対象サーバに対してTELNETで接続して監視を行う場合に使用するTELNETの接続数と、現在のTelnetサーバーの最大接続数から、Hyper-Vの監視に必要なTelnetサーバーの最大接続数を算出し、最大数を変更してください。
Hyper-Vの管理OSへのアクセス許可を設定します。
TELNETで接続するために準備した管理者アカウントについて、Hyper-Vの管理OSに対するアクセス許可を設定します。
アクセス許可は以下の手順で設定します。
ただし、監視対象サーバがWindows Server 2012以降/Windows 8以降の場合は、以下の手順a~手順rは不要です。手順sに進んでください。
Hyper-Vの管理OSで、[管理ツール]の[コンピュータの管理]を選択します。
[コンピュータの管理]画面で、[WMI コントロール]を右クリックし、[プロパティ]を選択します。
[WMI コントロール(ローカル)のプロパティ]画面で、[セキュリティ]タブをクリックします。
[WMI コントロール(ローカル)のプロパティ]画面で、[Root]-[CIMV2]を選択し、[セキュリティ]ボタンをクリックします。
[セキュリティ ROOT\CIMV2]画面で、[詳細設定]ボタンをクリックします。
[CIMV2 のセキュリティの詳細設定]画面で、[追加]ボタンをクリックします。
[ユーザー または グループ の選択]画面で以下を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
項目 | 設定値 |
---|---|
[選択するオブジェクト名を入力してください] | ユーザID |
[CIMV2 のアクセス許可エントリ]画面で以下を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
項目 | 設定値 | |
---|---|---|
[適用先] | [この名前空間と副名前空間] | |
[アクセス許可] | [メソッドの実行] | [許可]をチェックする |
[アカウントの有効化] | [許可]をチェックする | |
[リモートの有効化] | [許可]をチェックする | |
[セキュリティの読み取り] | [許可]をチェックする | |
[これらのアクセス許可を、このコンテナーの中にあるオブジェクトやコンテナーのみに適用する] | チェックする |
[CIMV2 のセキュリティの詳細設定]画面で、[アクセス許可エントリ]に指定したユーザIDが表示されていることを確認し、[OK]ボタンをクリックします。
[セキュリティ ROOT\CIMV2]画面で、[グループ名またはユーザー名]にユーザIDが表示されていることを確認し、[OK]ボタンをクリックします。
[WMI コントロール(ローカル)のプロパティ]画面で、[Root]-[virtualization]を選択し、[セキュリティ]ボタンをクリックします。
[セキュリティ ROOT\virtualization]画面で、[詳細設定]ボタンをクリックします。
[virtualization のセキュリティの詳細設定]画面で、[追加]ボタンをクリックします。
[ユーザー または グループ の選択]画面で以下を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
項目 | 設定値 |
---|---|
[選択するオブジェクト名を入力してください] | ユーザID |
[virtualization のアクセス許可エントリ]画面で以下を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
項目 | 設定値 | |
---|---|---|
[適用先] | [この名前空間と副名前空間] | |
[アクセス許可] | [メソッドの実行] | [許可]をチェックする |
[アカウントの有効化] | [許可]をチェックする | |
[リモートの有効化] | [許可]をチェックする | |
[セキュリティの読み取り] | [許可]をチェックする | |
[これらのアクセス許可を、このコンテナーの中にあるオブジェクトやコンテナーのみに適用する] | チェックする |
[virtualization のセキュリティの詳細設定]画面で、[アクセス許可エントリ]に指定したユーザIDが表示されていることを確認し、[OK]ボタンをクリックします。
[セキュリティ ROOT\virtualization]画面で、[グループ名またはユーザー名]に指定したユーザIDが表示されていることを確認し、[OK]ボタンをクリックします。
[WMI コントロール(ローカル)のプロパティ]画面で、[OK]ボタンをクリックします。
Hyper-Vの管理OSで、Windowsの[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
[ファイル名を指定して実行]画面で以下を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
項目 | 設定値 |
---|---|
[名前] | “azman.msc” |
[承認マネージャー]画面で、[承認マネージャー]を右クリックし、[承認ストアを開く]を選択します。
[承認ストアを開く]画面で以下を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
項目 | 設定値 |
---|---|
[承認ストアの種類を選択してください] | [XML ファイル]を選択 |
[ストア名] | “C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Hyper-V\InitialStore.xml” |
[承認マネージャー]画面で、[承認マネージャー]-[InitialStore.xml]-[Hyper-V services]-[役割の割り当て]-[Administrator]を右クリックし、[ユーザとグループの割り当て]-[Windows と Active Directory を使用]を選択します
[ユーザー または グループ の選択]画面で以下を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
項目 | 設定値 |
---|---|
[選択するオブジェクト名を入力してください] | ユーザID |
[承認マネージャー]画面で、[承認マネージャー]-[InitialStore.xml]-[Hyper-V services]-[役割の割り当て]-[Administrator]に指定したユーザIDが表示されていることを確認します。
[承認マネージャー]画面で、[承認マネージャー]-[InitialStore.xml]を右クリックし、[閉じる]を選択します。