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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 使用手引書 監視機能編

13.5.1 イベント発生状況サマリ

イベント発生状況サマリで表示される情報と、表示項目の設定について説明します。

表示される情報

発生しているイベントの情報が表示されます。

発生している未確認イベントについて、初めて発生した初回イベントと最近発生した最新イベントを表示します。表示される初回イベントと最新イベントは、24時間以内に発生し、かつ集計する重要度で絞り込まれた結果が表示されます。番号のリンクをクリックするとイベント一覧が絞り込まれた状態で監視画面に遷移します。

警告灯アイコン

[未確認]状態のイベントが24時間以内に発生したイベント内にあるときに点滅します。

[未確認]状態のイベントが1件もなくなると、警告灯アイコンは消灯します。警告灯アイコンをクリックすることで、点滅を停止し、点灯にすることもできます。

警告灯アイコンの点滅を停止しているときに、新たなイベントが通知されると、点滅が自動的に再開します。点滅を再開しないようにすることもできます。

警告灯アイコンは、以下のように発生したイベントの重要度に対応した色で点滅します。

アイコン

重要度

通知

最重要、重要

警告

監視イベント一覧に未確認のイベントが複数ある場合には、重要度が一番高いイベントに対応した色で点滅します。設定で集計するイベントの重要度を選択できますが、「警告」や「通知」を選択しない場合は、「Warning」や「Info」の警告灯は表示されません。同様に「最重要」や「重要」を選択しない場合は、「Error」の警告灯は表示されません。

監視イベント一覧

警告灯アイコンと連動し、点滅を開始した初回イベントと最新イベントを表示します。

表示される各項目について以下に説明します。

項目

内容

重要度

監視イベントの重要度を示すアイコンを表示します。各アイコンの意味は、イベント重要度/状態サマリの画面を参照してください。

番号

監視イベントの番号を表示します。

日時

監視イベントが発生した日時を表示します。

表示名

監視イベントが発生したノードの表示名を表示します。
ツリーごとに異なる表示名が設定されている場合、その中の一つの表示名が代表して表示されます。代表して表示されるものは、文字コードの昇順で先頭になるものです。
例えば、あるノードに対して、ツリーAでAserver、ツリーBでBserverと表示名が設定されている場合、Aserverと表示されます。

メッセージ

監視イベントのイベントメッセージを表示します。

表示項目の設定

[イベント発生状況設定]画面で、以下を設定することができます。

警告灯アイコンの設定
スヌーズ機能を使用する

警告灯アイコンのスヌーズ機能を使用すると、点滅を停止後一定時間経ってもイベントの対処が行われない場合に、警告灯アイコンが再点滅するため、イベントの対処忘れを防止することができます。再点滅するまでの時間を変更することも可能です。

スヌーズ機能の使用はデフォルトでOFFに設定されています。

警告灯アイコンのスヌーズ機能を使用する場合に、点滅を再開するまでの時間を1~1440分の範囲で指定します。デフォルトで5分に設定されています。

一時停止中はイベントが発生しても再点滅しない

警告灯アイコンを停止中は、新しいイベントが発生しても再点滅しないようにします。イベントが大量発生した場合などに、警告灯アイコンが点滅したままになるのを防止することができます。

初期値は、OFFに設定されています。

集計する重要度

集計するイベントの重要度を選択します。

デフォルトでは[最重要]と[重要]だけを集計します。