Windows 8.1以前またはWindows Server 2012 R2以前のOSにリモート操作機能をインストールすると、ディスプレイドライバとして「Fujitsu Live Help graphics driver」がインストールされます。「Fujitsu Live Help graphics driver」は接続先コンピュータの画面データを取得するためのドライバです。このドライバがインストールされていることにより、以下のOSへのアップグレードに失敗します。
Windows 10以降
Windows Server 2016以降
リモート操作機能をインストールしたままでOSをアップグレードするには、以下の手順でディスプレイドライバをアンインストールしてから実施してください。
Fujitsu Live Help graphics driverをアンインストールします。
Windows 7の場合の操作を例にして説明します。
管理者権限を持ったユーザーでログインします。
[コントロールパネル]を起動し、[ハードウェアとサウンド]をクリックします。
[ハードウェアとサウンド]画面で[デバイスマネージャー]をクリックします。
ディスプレイアダプターの「Fujitsu Live Help graphics driver」を右クリックし、[削除]をクリックします。
[デバイスのアンインストールの確認]画面が表示されるたら、[OK]をクリックします。
このとき、[このデバイスのドライバーソフトウェアを削除する]にチェックは不要です。
[システム設定の変更]画面が表示されたら、[はい]をクリックしてシステムを再起動します。
OSをアップグレードします。
なお、サーバOSのアップグレードインストールは推奨されていません。
サーバOSのバージョンアップを行う場合は、別のコンピュータの利用を検討してください。