XLデータムーバでは、以下の機能を追加しています。
V11L10/2.0で追加された主な機能
SAN(Storage Area Network)環境でのデータ連携機能(以降、SANデータ連携機能と記述)を提供しています。これは、XLデータムーバ以外のデータ転送製品に対して、ディスクアレイを利用したデータ転送を可能とする機能です(以降、SANデータ連携機能と連携したデータ転送製品をSANデータ連携製品と記述)。
V11L20/2.1で追加された主な機能
データ転送の指示がグローバルサーバ側のバッチジョブだけではなく、UNIX/IAサーバ側のコマンドでも可能となります。
これにより、UNIX/IAサーバ主導の運用形態でもXLデータムーバを利用することができます。
グローバルサーバとUNIX/IAサーバ間だけでなく、UNIXサーバとUNIX/IAサーバ間でのデータ転送が可能になります。
これまで制御文によって定義していたデータ転送用ボリュームの区画を、システムが自動的に選択します。これにより、制御文の作成がより簡潔になり、区画の選択ミスによるエラーを未然に回避することができます。
V11L30/V02L20/2.2で追加された主な機能
XLデータムーバが動作するUNIX/IAサーバ側のプラットフォームにLinuxをサポートします。
また、IAサーバ間のデータ転送が可能になります。
これにより、LANを使用しないサーバ間のデータ転送業務が拡大します。
データの転送状態およびデータ転送用ボリュームの初期化内容を表示する機能を提供します。
これらの表示機能により、業務の運用管理が容易になります。
V02L21で追加された機能
XLデータムーバが動作するLinuxのOSとして、以下をサポートします。
Red Hat Enterprise Linux AS (v. 3)
Red Hat Enterprise Linux ES (v. 3)
V02L30/2.3で追加された機能
XLデータムーバのデータ転送中等にエラーが発生した場合、エラー情報をエラーログ情報出力ファイルに出力します。
XLデータムーバが動作するLinuxのOSとして、以下をサポートします。
Red Hat Enterprise Linux AS (v. 4 for Itanium)
V11L40/13.0で追加された主な機能
高速ディスクアレイ(FCLINK接続)の入出力性能を最大限に引出し、データ転送性能の向上を図っています。
XLデータムーバの利用シーンをバックアップシステムへ拡大するために、差分ファイル転送機能をサポートします。
XLデータムーバの利用形態拡大のため、UNIX/IAサーバのクラスタリングシステム上でXLデータムーバを利用可能とします。
XLデータムーバが動作するSolarisのOSとして、以下をサポートします。
Solaris 10 OS
Solaris 11 OS
XLデータムーバが動作するWindowsのOSとして、以下をサポートします。
Windows Server 2003 (Itanium)
13.1で追加された主な機能
XLデータムーバが動作するLinuxのOSとして、以下をサポートします。
Red Hat Enterprise Linux AS (v.4 for EM64T)
Red Hat Enterprise Linux ES (v.4 for EM64T)
Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel Itanium)
XLデータムーバが動作するWindowsのOSとして、以下をサポートします。
Windows Server 2003 (x64)
Windows Server 2008 (x86)
Windows Server 2008 (x64)
Windows Server 2008 (Itanium)
13.2で追加された主な機能
XLデータムーバが動作するLinuxのOSとして、以下をサポートします。
Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64)
XLデータムーバが動作するWindowsのOSとして、以下をサポートします。
Windows Server 2012
Windows Server 2016
13.3で追加された主な機能
XLデータムーバが動作するLinuxのOSとして、以下をサポートします。
Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64)
XLデータムーバが動作するWindowsのOSとして、以下をサポートします。
Windows Server 2019
Windows Server 2022
13.4で追加された主な機能
XLデータムーバが動作するLinuxのOSとして、以下をサポートします。
Red Hat Enterprise Linux 8 (for Intel64)
13.5で追加された主な機能
XLデータムーバが動作するLinuxのOSとして、以下をサポートします。
Red Hat Enterprise Linux 9 (for Intel64)