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Systemwalker Operation Manager V17.0.1 クラスタ適用ガイド UNIX編

1.1 サポートするクラスタシステム

Systemwalker Operation Managerがサポートするクラスタシステムは以下のとおりです。

動作OS

クラスタ

Solaris

PRIMECLUSTER
Oracle Solaris Cluster

Linux

PRIMECLUSTER

HP-UX

MC/ServiceGuard

AIX

HACMP

バージョンレベルの詳細は、“Systemwalker Operation Manager 解説書”を参照してください。

クラスタシステムにおけるSystemwalker Operation Managerの運用イメージを下図に示します。

クラスタシステムにおけるノードや処理の呼び方はクラスタシステムごとに違いますが、本マニュアルでは、以下の用語を使用して説明しています。

運用系

業務を運用するノードです。

待機系

業務を引き継ぐために待機するノードです。

フェールオーバ

異常が発生したときに運用系から待機系へ業務を引き継ぐことです。

共有ディスク

運用系と待機系で共有して使用するディスクです。

論理IPアドレス

クラスタシステムで使用する、運用系と待機系とで共通な仮想のIPアドレスです。

物理IPアドレス

各ノードに固有のIPアドレスです。

ただし、それぞれのクラスタシステム固有の用語を使用して説明した方がわかりやすい場合や、画面を使用した説明は、クラスタシステム固有の用語を使用しています。

クラスタシステムに登録できるデーモン

クラスタシステムにリソース登録できる、Systemwalker Operation Managerのデーモンは以下のとおりです。

クラスタシステムで自動反映できる情報

クラスタシステムの、運用系および待機系で自動反映できる情報は以下のとおりです。

カレンダ情報の、“SYSTEM_CALENDARのスケジュール情報、電源スケジュール情報、終了監視情報”および、サービス・アプリケーション起動情報の、“アプリケーション起動情報”は、自動反映を行わない設定も可能です。

フェールオーバの契機

フェールオーバは、クラスタシステムに登録されたリソースの異常を契機に行われます。