対象バージョンレベル
Solaris版:5.0以降
Linux版:5.2、V10.0L10以降
Linux for Itanium版:V12.0L10以降
HP-UX版:5.1以降
AIX版:13.2.0
A
フェールオーバのテストを行う場合について
フェールオーバのテストを行う場合、以下のプロセスにシグナル:SIGTERMを送信して停止してください。
ジョブスケジューラ:tskwnsrv
poperationmgrコマンドでデーモンを停止しても、フェールオーバは発生しません。
これは、クラスタ構築時にpoperationmgrコマンドで停止するサービスの自動起動・停止の対象から、クラスタに登録するデーモン(ジョブスケジューラ、ジョブ実行制御)をはずしているためです。
フェールオーバの発生契機について
フェールオーバの発生契機は多数ありますが、共有ディスクを強制的にアンマウントさせて、フェールオーバさせないでください。
Systemwalker Operation Managerでは、ジョブスケジューラデーモンの停止処理において、共有ディスクの情報を参照します。このため、共有ディスクが強制的にアンマウントされた後では、ジョブスケジューラデーモンの停止処理が正常に実施できなくなります。(フェールオーバは完了します。)
共有ディスクのアンマウントによりフェールオーバが発生した場合、共有ディスクがアンマウントされたノードのtskwnsrvプロセスに、シグナル:SIGTERMを送信してください。なお、シグナル:SIGKILLは送信しないでください。