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Systemwalker Operation Manager Q & A集

7.1 Q: フェールオーバのテストを行う場合の留意事項は【UNIX版】

対象バージョンレベル

A

フェールオーバのテストを行う場合について

フェールオーバのテストを行う場合、以下のプロセスにシグナル:SIGTERMを送信して停止してください。

poperationmgrコマンドでデーモンを停止しても、フェールオーバは発生しません。

これは、クラスタ構築時にpoperationmgrコマンドで停止するサービスの自動起動・停止の対象から、クラスタに登録するデーモン(ジョブスケジューラ、ジョブ実行制御)をはずしているためです。

フェールオーバの発生契機について

フェールオーバの発生契機は多数ありますが、共有ディスクを強制的にアンマウントさせて、フェールオーバさせないでください。

Systemwalker Operation Managerでは、ジョブスケジューラデーモンの停止処理において、共有ディスクの情報を参照します。このため、共有ディスクが強制的にアンマウントされた後では、ジョブスケジューラデーモンの停止処理が正常に実施できなくなります。(フェールオーバは完了します。)

共有ディスクのアンマウントによりフェールオーバが発生した場合、共有ディスクがアンマウントされたノードのtskwnsrvプロセスに、シグナル:SIGTERMを送信してください。なお、シグナル:SIGKILLは送信しないでください。