対象バージョンレベル
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
Linux版:5.2、V10.0L10以降
Linux for Itanium版:V12.0L10以降
HP-UX版:5.1以降
AIX版:5.1以降
DS版:V20L10
対処
確認ポイント
[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ-[基本情報]シートの[デフォルトホスト名]、または、[登録/監視-ジョブ]ウィンドウ-[基本情報]シートの[依頼ホスト名]に、下記のいずれにも該当しない文字列を指定していませんか
自サーバのホスト名
[運用情報の定義]ウィンドウ-[クラスタ設定]シートの[論理IPアドレス]に指定した文字列
原因
[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ-[基本情報]シートの[デフォルトホスト名]、または、[登録/監視-ジョブ]ウィンドウ-[基本情報]シートの[依頼ホスト名]に、下記のいずれかが設定されていた場合、自サーバへのネットワークジョブとなります。
自サーバのIPアドレス
uname -aコマンド/hostnameコマンドで得られる文字列と一致しないホスト名
[運用情報の定義]ウィンドウ-[クラスタ設定]シートの[論理IPアドレス]に指定した文字列と一致しないIPアドレス/ホスト名
ネットワークジョブを投入する場合は、スケジュールサーバと実行サーバのそれぞれにおいて、ジョブが起動されます。自サーバで、1つのジョブにつき2回起動されることで、多重度を消費し、ジョブが実行待ちになることがあります。また、多重度の制限により、新たに起動されるジョブの実行開始が遅れることがあります。
対処方法
自サーバでジョブを実行する場合、[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ-[基本情報]シートの[デフォルトホスト名]、または、[登録/監視-ジョブ]ウィンドウ-[基本情報]シートの[依頼ホスト名]の指定は不要です。何も指定しないでください。