ファイル名
mjspath.txt |
使用用途
指定されたジョブファイルを検索するために必要なPATH環境変数を定義するファイルです。
この定義ファイルで定義したPATH環境変数はジョブ実行時にも引き継がれます。
格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker.JM\mpmjessv\user |
Solaris | /etc/mjes |
ファイル形式【Windows】
PATH=<パス1>;<パス2>;<パス3>・・・ |
1カラム目から“PATH=”で始まる行が複数あった場合はすべてを連結します。形式が不正な行は無視されます。
コメントを記述する場合は1カラム目に“#”を使用します。“#”以降、その1行がコメントとして扱われます。
1行は4096バイト以内で記述してください。4096バイトを超えた場合、1行全体が無視されます。
“PATH=”に続くパスの先頭および最後尾に半角スペース、タブがあった場合は無視されます。
複数行に分けて記述することもできます。
PATH=<パス1>;<パス2><改行> PATH=<パス3>;<パス4>;<パス5><改行> |
上記の場合、上から順に以下のように解釈されます。
PATH=<パス1>;<パス2>;<パス3>;<パス4>;<パス5> |
パラメタ【Windows】
<パス>
ジョブファイルが存在するパスを記述します。複数指定する場合は“;”(セミコロン)で区切ります。指定した書式の有効性はOSの仕様に準じます。
ファイル形式【Solaris】【Linux】
PATH=<パス1>:<パス2>:<パス3>・・・ |
1カラム目から“PATH=”で始まる行が複数あった場合はすべてを連結します。形式が不正な行は無視されます。
コメントを記述する場合は1カラム目に“#”を使用します。“#”以降、その1行がコメントとして扱われます。
1行は4096バイト以内で記述してください。4096バイトを超えた場合、1行全体が無視されます。
“PATH=”に続くパスの先頭および最後尾に半角スペース、タブがあった場合は無視されます。
複数行に分けて記述することもできます。
PATH=<パス1>:<パス2><改行> PATH=<パス3>:<パス4>:<パス5><改行> |
上記の場合、上から順に以下のように解釈されます。
PATH=<パス1>:<パス2>:<パス3>:<パス4>:<パス5> |
パラメタ【Solaris】【Linux】
<パス>
ジョブファイルが存在するパスを記述します。複数指定する場合は“:”(コロン)で区切ります。
指定した書式の有効性はOSの仕様に準じます。
文字コード
定義ファイルの文字コードは、サーバと同じ文字コードにします。
なお、Windows版の場合は、SJISコードで格納してください。
注意事項
旧バージョン互換(旧・標準)(NORMAL)属性【UNIX版】はPATH環境変数定義ファイルの対象外です。
PATH環境変数の値の長さが、最終的に4096バイトを超えた場合、4096バイトを超えた分は切り捨てられます。切り捨てた旨のエラーメッセージは出力されません。
定義ミスがあった場合でも、エラーメッセージは出力されません。定義ファイルの指定値をPATH環境変数に追加して設定します。その後の動作は、OSの仕様に準じます。
定義は即時有効になります。運用中の変更は注意してください。
ネットワークジョブは、実行サーバ側のPATH環境変数定義ファイルが有効となります。
使用例
【Windows】
# Schedule Server PATH=c:\job1\jobfile;c:\job2\jobfile PATH=c:\job3\jobfile |
上記のように定義した場合、以下のPATH環境変数でジョブファイルが検索されます。
c:\job1\jobfile;c:\job2\jobfile;c:\job3\jobfile |
【Solaris】【Linux】
# Schedule Server PATH=/job1/jobfile:/job2/jobfile PATH=/job3/jobfile |
上記のように定義した場合、以下のPATH環境変数でジョブファイルが検索されます。
/job1/jobfile:/job2/jobfile:/job3/jobfile |