本節では、ジョブ実行制御の環境定義の方法について説明します。
ジョブ実行制御は、ジョブの実行環境を管理しています。利用者はジョブ実行制御を使って、ジョブの実行順序や同時に実行できるジョブ数などを調整することにより、安全で効率的なジョブの実行環境を構築することができます。
ジョブ実行制御では、ジョブの実行環境について以下の定義があります。
運用情報の定義
信頼ホストの定義
ジョブ所有者情報の定義【Windows版】
実行ユーザ制限リストの定義【UNIX版】
ジョブファイルを検索するPATH環境変数の定義
上記で、所定の定義を行うことによって、以下の機能を使用することができます。
ジョブの分散実行を行う
ジョブをジョブ所有者の権限で実行する【Windows版】
これらの機能を使用するための定義の流れを、以下に簡単に示します。