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Systemwalker Desktop Keeper トラブルシューティングガイド

3.3.5 クライアント(CT)を起動しましたが、ポリシーが反映されません

クライアント(CT)を起動しましたが、ポリシーが反映されません。

対象となるバージョン

原因1

管理サーバのサービスが停止している可能性があります。

対処方法

管理サーバのサービスを開始してください。
[サーバ設定ツール]を起動し、[サービス]メニューから[サービス起動]を選択してください。

原因2

クライアント(CT)で通信する以下のポートが開いていない可能性があります。

確認ポイント

上記ポートが開いているか、管理サーバ側より以下のコマンドを実行して確認してください。

telnet [接続先管理サーバのIP アドレス] ポート番号

接続できない場合は、エラーが表示されます。

接続できた場合は、画面上の文字が消え、カーソルの点滅だけの画面になります。

対処方法

ファイアーウォール(パーソナルファイアーウォール含む)の設定で以下のポートを開いてください。

原因3

管理サーバ/統合管理サーバの名前解決(正引き、逆引き)ができていない可能性があります。

対処方法

原因4

NAT環境(管理サーバからクライアント(CT)に通信できない環境)で運用している可能性があります。

対処方法

NAT環境での運用はSystemwalker Desktop Keeperではサポート対象外です。

原因5

クライアント(CT)が接続している管理サーバのIP アドレスが間違っている可能性があります。

対処方法

対象クライアント(CT)の接続先管理サーバのIP アドレスを正しく設定してください。
手順については、“運用ガイド 管理者編”の“接続先の管理サーバ/統合管理サーバを変更する”を参照してください。

原因6

CTポリシーとユーザーポリシーとでは、ユーザーポリシーが優先して適用されます。そのため、CTポリシーが反映されていない可能性があります。

確認ポイント

クライアント(CT)に、ユーザーポリシーが設定されていないか、確認してください。

対処方法

ユーザーポリシーが反映されている場合は、以下の対処を実施してください。

原因7

グループポリシーが適用されている可能性があります。CTポリシーとユーザーポリシーそれぞれにグループポリシーがあります。そのため、意図したポリシーが反映されていない可能性があります。

対処方法

原因8

緊急対処によりクライアント(CT)のネットワーク無効化が行われている可能性があります。

確認ポイント

クライアント(CT)のタスクトレイ通知領域のアイコンを確認します。

アイコンの詳細については“運用ガイド クライアント編”の“緊急対処を解除する”を参照してください。

アイコンが表示されている場合は、緊急対処が実施されています。

対処方法

クライアント(CT)のセキュリティリスク問題を解決後、緊急対処を解除してください。

解除方法については“運用ガイド 管理者編”の“緊急対処を解除する”を参照してください。

原因9

iNetSec SFによりクライアント(CT)のネットワーク遮断が行われている可能性があります。

確認ポイント

iNetSec SFのマニュアルを参考に、マルウェア検知時の動作および該当クライアント(CT)の現状ステータスを確認してください。

対処方法

クライアント(CT)のセキュリティリスク問題を解決後、iNetSec SFのマニュアルを参考に、ネットワーク遮断を解除してください。