「運用環境保守ウィザード」の「運用環境の構築」が途中で失敗します。
対象バージョンレベル
Systemwalker Desktop Patrol V14.0.0以降
原因
「運用環境の構築」を行う際のWindowsログオンユーザー名が、以下の条件を満たしていないことが原因です。
ローカルコンピュータのAdministratorsグループに所属するユーザーまたは、ドメインのAdministratorsグループ、Domain Adminsグループに所属する18文字以内の先頭が英字で始まる英数字
対処方法
「運用環境の構築」を行う際のWindowsログオンユーザー名は、以下の条件を満たしてください。
ローカルコンピュータのAdministratorsグループに所属するユーザーまたは、ドメインのAdministratorsグループ、Domain Adminsグループに所属する18文字以内の先頭が英字で始まる英数字
対象バージョンレベル
Systemwalker Desktop Patrol V14.0.0以降
原因
「運用環境保守ウィザード」が使用するポート番号(10009)がすでにServicesファイル(注)に定義されています。
注) <システムフォルダ>\system32\drivers\etc\services
10009のポート番号が他のアプリケーションで使用されている可能性があります。
対処方法
“リファレンスマニュアル”の“使用するポート番号の変更方法”を参照して、ポート番号を10009以外の番号に変更してください。
対象バージョンレベル
Systemwalker Desktop Patrol V14.0.0以降
原因
アプリケーションイベントログに以下のSymfowareのメッセージが出力されていないか、確認してください。
qdg02866u
qdg02869u
qdg03400u
<メッセージ出力例>
qdg02866u:DSI’XXXX’の’DATA’に対する自動容量拡張において必要な空き領域を全く確保できませんでした 割付け量=’256’キロバイト (システム名=SWDTP)
qdg02869u:DSI’SWDTP.XXXX’の’DATA’に対する自動容量拡張に失敗しました 割付け量=’256’キロバイト (システム名=SWDTP)
qdg03400u:ロールバックが不可能なため データベースをアクセス禁止状態にしました DB名=’SWDTP’ DSI名=’XXXX’ (システム名=SWDTP)
対処方法
以下のどちらかまたは両方の対処を行い、再度「運用環境保守ウィザード」を実行してください。
「データベース情報の入力」画面でPC台数を増やす。
「データベース情報の入力」画面で「詳細設定」ボタンをクリックし、「EXE情報」、「メータリング情報」のチェックを有効にする。