SWDTP_backup.exeまたはSWDTP_dbbk.exeコマンドを実行するとDBのバックアップに失敗します。
対象バージョンレベル
Systemwalker Desktop Patrol V14.0.0以降
原因
以下の3つのことが原因として考えられます。
「運用環境の構築」を行った際のWindowsログオンユーザーで実行していない。
Windowsタスクとして0時より3時間おきに自動起動しているオートシンク(タスク名:SWDTPAS_AutoS)と処理が重なっている。
データベースを更新中です。
対処方法
それぞれの原因に従って対処してください。
「運用環境の構築」を行った際のWindowsログオンユーザー、またはdtpctlusr.exe(標準データベース利用者変更)コマンドで追加したユーザーで「CS」にログオンし、再度、SWDTP_dbbk.exeコマンドを実行してください。
なお、運用環境保守ウィザードによる運用環境の拡張を行った場合、標準データベースの利用者は運用環境の拡張を行った際のユーザーIDのみとなり、他のユーザーIDはすべて削除されます。
運用環境の拡張を行った際のユーザーID以外の利用者が必要な場合は、再度本コマンドを使用して利用者の追加を行ってください。
オートシンク(Systemwalker Desktop Patrol Assessor)のタスクを停止するか自動起動する時間をDBのバックアップの時間と重ならないようにWindowsタスクの設定値を変更してください。
データベース更新中はしばらく待つか、サービス(ITBudgetMGR(INV))を停止してから再度実行してください。