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Systemwalker Desktop Patrol 運用ガイド クライアント編

5.3 ディスク消去処理用ディスクを作成する

ダウンロードしたディスク消去コマンドを実行し、ディスク消去処理用ディスクを作成します。ディスク消去処理用ディスクは、CDでのみ作成可能です。

ディスク消去処理用CDを作成する際は、ブータブルCDの作成が可能なCDライティングソフトウェアが必要です。

ディスク消去処理用CDの作成手順

ディスク消去処理用ディスクをCDで作成します。まず、ディスク消去処理用CDの作成に必要なファイル(フロッピィディスクイメージファイル、ディスク消去レポート作成ツール、ディスク消去PC情報ファイル)を作成します。次に、ブータブルCDの作成が可能なCDライティングソフトウェアを起動し、作成したファイルをCDに書き込みます。

手順は、以下のとおりです。

  1. ダウンロードしたディスク消去コマンドの実行ファイルを起動します。

    →以下の画面が表示されます。

    注意

    ディスク消去用の媒体にUSBメモリは使用できません。

    Windows 10およびWindows 11ではCDを使用してください。

  2. [CD]ラジオボタンを選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

    →以下の画面が表示されます。

  3. [フォルダ名]に、ディスク消去処理用CDの作成に必要なファイルの出力先フォルダを、絶対パスで指定します。

    出力先のフォルダには以下のファイルが出力されます。

    ファイル名

    説明

    FLOPPY.IMG

    フロッピィディスクイメージファイル

    GENDKRPT.EXE

    ディスク消去レポート作成ツール

    DKERSINF.DAT

    ディスク消去PC情報ファイル

  4. [次へ]ボタンをクリックします。

    注意

    出力先フォルダにdiskeraseフォルダが存在する場合、以下のメッセージが出力されます。

    メッセージに従い、対処してください。

    [はい]ボタンをクリックすると、出力先フォルダに上書きします。

    [いいえ]ボタンをクリックすると、出力先フォルダに上書きしません。

    →以下の画面が表示され、ファイルの出力が開始されます。

    →ファイルの出力が完了すると、以下の画面が表示されます。

  5. [完了]ボタンをクリックします。

  6. CDライティングソフトウェアを起動し、出力先フォルダに作成されたファイルをCDに書き込み、ディスク消去処理用CDを作成します。

    CDライティングソフトウェアの操作方法については、使用しているソフトウェアのマニュアルを参照してください。

    CDを作成する際は、以下点に注意してください。

    • ブータブルCDの種類は「フロッピィディスクエミュレーション(1.44MB)」を指定してください。

    • ブートイメージファイルは、出力先フォルダのFLOPPY.IMGを指定してください。

    • データファイルとして、出力先フォルダのGENDKRPT.EXE、およびDKERSINF.DATを指定してください。