インストールパラメーターは、以下の形式でCSVファイルに指定します。
文字コード
文字コードは、Shift JISです。
フォーマット
installInfo,softwareName,[ソフトウェア名称] installInfo,OS,[OS名] installInfo,Version,[バージョン] installInfo,Name,[インストーラ名] parameters,[パラメーターのキー名],[パラメーターの値] parameters,・・・,・・・
注意
installInfoパラメーターはサンプルの内容から変更しないでください。
parametersパラメーターにファイルパスを指定する場合、半角256文字を超えないでください。
長さを超えた場合、パラメーターエラーとなります。
parametersパラメーターは1つ以上指定してください。
項目を「"」で囲む場合は、該当する行のすべての項目を「"」で囲んでください。
第1カラムおよび第2カラムには空白を含めないでください。
「"」で囲まれている項目の前後に空白を含めないでください。
参考
インストールパラメーターCSVファイルのサンプルは、製品媒体(DVD-ROM)の以下のフォルダにあります。
フォルダ
<DVD-ROM>:\citool\CS\sample\
sample_install.csv
parametersパラメーター
parametersに設定できるパラメーターについて説明します。
注意
サイレントインストールでは、システム管理者のユーザーIDおよび初期パスワードを固定値でインストールします。
セキュリティの観点から、メインメニューに初めてログインしたときに必ず初期パスワードを変更してください。
パスワードは、8文字以上で英数字と記号を組み合わせ、定期的に変更することを推奨します。
No.  | 分類  | parametersパラメーター  | 説明  | |
|---|---|---|---|---|
1  | Desktop Patrolインストール先  | キー名  | InstallDir  | 本製品のインストール先を指定してください。 省略可能(本パラメーターを省略する場合は、キーも省略してください。)  | 
<type>型  | String  | |||
デフォルト値  | C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol  | |||
2  | 更新プログラム格納ディレクトリ  | キー名  | WsusDir  | WSUSを使用する場合、Microsoft Updateまたはアップストリームサーバからダウンロードした更新プログラムを保存するディレクトリを指定します。Windowsインストールドライブ以外の十分な空き容量のあるディレクトリを指定してください。 WSUSによる更新プログラムの適用時にディスク領域不足を発生させないために、更新プログラム格納ディレクトリは、OSがインストールされているディスク領域とは別の領域を指定することを推奨します。 省略可能(本パラメーターを省略する場合は、キーも省略してください。) ポイント 日本語OS以外のクライアントや多言語のLanguagePackを導入した環境に更新プログラムを配信する場合は、以下の設定を行ってください。  | 
<type>型  | String  | |||
デフォルト値  | C:\wsus  | |||
3  | IIS(Internet Information Services)のホームフォルダ  | キー名  | IISHomeDir  | インストール先PCに設定されているIISのホームフォルダを指定してください。 省略可能(本パラメーターを省略する場合は、キーも省略してください。)  | 
<type>型  | String  | |||
デフォルト値  | C:\Inetpub  | |||
4  | サーバ名称  | キー名  | ServerName  | 「Systemwalker Desktop Patrol CS」を導入する「企業名」を指定します。 省略可能(本パラメーターを省略する場合は、キーも省略してください。)  | 
<type>型  | String  | |||
デフォルト値  | CS  | |||
5  | ホスト名  | キー名  | HostName  | 「Systemwalker Desktop Patrol CS」をインストールするPCの「FQDN形式」、 「IPアドレス」または「コンピュータ名」を指定します。 IPv6環境で通信する場合は、欄外の注意事項を参照してください。 省略可能(本パラメーターを省略する場合は、キーも省略してください。)  | 
<type>型  | String  | |||
デフォルト値  | (システムから自動的に取得したホスト名またはIPアドレス)  | |||
6  | ソフトウェア配信ポート番号  | キー名  | SoftwarePort  | ソフトウェア配信で使用するポート番号を指定します。デフォルト値として「2922」が設定されています。 省略可能(本パラメーターを省略する場合は、キーも省略してください。)  | 
<type>型  | number  | |||
デフォルト値  | 2922  | |||
7  | インベントリ転送ポート番号  | キー名  | InventoryPort  | インベントリ転送で使用するポート番号を指定します。デフォルト値として「2856」が設定されています。 省略可能(本パラメーターを省略する場合は、キーも省略してください。)  | 
<type>型  | number  | |||
デフォルト値  | 2856  | |||
8  | Office配信ポート  | キー名  | CtrPort  | Officeの配信で使用するポート番号を指定します。5001~65535の間で、他のシステムと競合しない値を指定してください。 省略可能(本パラメーターを省略する場合は、キーも省略してください。)  | 
<type>型  | String  | |||
デフォルト値  | 50365  | |||
9  | 配信ソフトウェア格納ディレクトリ  | キー名  | SoftwareDir  | 配信ソフトウェアの格納先となるディレクトリを、128文字以内の絶対パスで指定します。なお、以下の記号は使用できません。 省略可能(本パラメーターを省略する場合は、キーも省略してください。)  | 
<type>型  | String  | |||
デフォルト値  | (<CSのインストールディレクトリ>\FJSVsbtrs\data\swc)  | |||
10  | 最大サイズ  | キー名  | SoftwareDirMaxSize  | 配信ソフトウェア格納ディレクトリの最大ディスク容量を「MB」単位で指定します。 省略可能(本パラメーターを省略する場合は、キーも省略してください。)  | 
<type>型  | number  | |||
デフォルト値  | (省略時と同じ)  | |||
11  | Office格納ディレクトリ  | キー名  | CtrDir  | Officeの配信を行う場合、Office Contents Delivery NetworkからダウンロードしたOfficeを保存するディレクトリを指定します。Windowsインストールドライブ以外の十分な空き容量のあるディレクトリを指定してください。Officeの配信時にディスク領域不足を発生させないために、Office格納ディレクトリは、OSがインストールされているディスク領域とは別の領域を指定することをお勧めします。 省略可能(本パラメーターを省略する場合は、キーも省略してください。) 注意 アンインストール時に指定したフォルダを削除します。既にご利用中のフォルダを指定した場合、アンインストール時にはフォルダ配下の資産も削除されますのでご注意ください。 ポイント 日本語OS以外のクライアントや多言語のLanguagePackを導入した環境に更新プログラムを配信する場合は、以下の設定を行ってください。  | 
<type>型  | String  | |||
デフォルト値  | Office格納ディレクトリ (<DTPインストールディレクトリ>\FJSVsbtrs\data\swc)  | |||
12  | データベース格納先  | キー名  | SETUPDIR  | データベース格納先を指定します。 省略可能(本パラメーターを省略する場合は、キーも省略してください。)  | 
<type>型  | String  | |||
デフォルト値  | C:\DESKTOPPATROL_DBSP  | |||
13  | PC台数  | キー名  | CLIENT  | 「Systemwalker Desktop Patrol」で管理できる目安のPC台数を指定します。 省略可能(本パラメーターを省略する場合は、キーも省略してください。)  | 
<type>型  | number  | |||
デフォルト値  | 300  | |||
14  | PC以外の管理台数  | キー名  | EXCEPTCLIENT  | Systemwalker Desktop Patrolで管理する機器(什器)の台数を指定します。 省略可能(本パラメーターを省略する場合は、キーも省略してください。)  | 
<type>型  | number  | |||
デフォルト値  | 0  | |||
15  | ユーザーID  | キー名  | UserID  | メインメニューを操作する際のシステムアカウント、および「Systemwalker Desktop Patrol CT」として管理するためのユーザーIDを指定します。 省略可能(本パラメーターを省略する場合は、キーも省略してください。)  | 
<type>型  | String  | |||
デフォルト値  | systemadmin  | |||
16  | パスワード  | キー名  | PASSWD  | メインメニューを操作する際のシステムアカウントのパスワードを指定します。 省略可能(本パラメーターを省略する場合は、キーも省略してください。)  | 
<type>型  | String  | |||
デフォルト値  | systemadmin  | |||
17  | PC名  | キー名  | PCName  | 「Systemwalker Desktop Patrol CT」として管理するための名前を指定します。 省略可能(本パラメーターを省略する場合は、キーも省略してください。)  | 
<type>型  | String  | |||
デフォルト値  | (ホスト名(HostNameキー)の先頭20文字)  | |||
18  | ユーザー情報1の内容  | キー名  | UserInfo1  | 「システム管理者」に入力を指示されている場合に入力します。 省略可能(本パラメーターを省略する場合は、キーも省略してください。)  | 
<type>型  | String  | |||
デフォルト値  | (空)  | |||
19  | ユーザー情報2の内容  | キー名  | UserInfo2  | “ユーザー情報1の内容”の説明を参照してください。  | 
<type>型  | String  | |||
デフォルト値  | (空)  | |||
20  | ユーザー情報3の内容  | キー名  | UserInfo3  | “ユーザー情報1の内容”の説明を参照してください。  | 
<type>型  | String  | |||
デフォルト値  | (空)  | |||
21  | ユーザー情報4の内容  | キー名  | UserInfo4  | “ユーザー情報1の内容”の説明を参照してください。  | 
<type>型  | String  | |||
デフォルト値  | (空)  | |||
22  | ユーザー情報5の内容  | キー名  | UserInfo5  | “ユーザー情報1の内容”の説明を参照してください。  | 
<type>型  | String  | |||
デフォルト値  | (空)  | |||
23  | ユーザー情報6の内容  | キー名  | UserInfo6  | “ユーザー情報1の内容”の説明を参照してください。  | 
<type>型  | String  | |||
デフォルト値  | (空)  | |||
24  | ユーザー情報7の内容  | キー名  | UserInfo7  | “ユーザー情報1の内容”の説明を参照してください。  | 
<type>型  | String  | |||
デフォルト値  | (空)  | |||
25  | ユーザー情報8の内容  | キー名  | UserInfo8  | “ユーザー情報1の内容”の説明を参照してください。  | 
<type>型  | String  | |||
デフォルト値  | (空)  | |||
26  | ユーザー情報9の内容  | キー名  | UserInfo9  | “ユーザー情報1の内容”の説明を参照してください。  | 
<type>型  | String  | |||
デフォルト値  | (空)  | |||
27  | ユーザー情報10の内容  | キー名  | UserInfo10  | “ユーザー情報1の内容”の説明を参照してください。  | 
<type>型  | String  | |||
デフォルト値  | (空)  | |||
注意
IPv6環境で通信する場合
IPv6のIPアドレスは指定できません。IPv6のみの環境で通信する場合は、あらかじめ以下のどちらかの登録を実施し、ホスト名を入力してください。
DNSサーバにCSおよびDSのホスト名・IPアドレスを登録
通信元のPCのhostsファイルに、CSおよびDSのホスト名・IPアドレスを登録